立憲民主党は「幼稚園児よりひどい」…橋下徹が酷評する、「万年野党」議員たちの身勝手すぎる振る舞い


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なぜ、政治とカネであれほどの不信を生んだ自民党が、政権の座から転がり落ちることがないのか。

その理由を、もっともリアルに、もっともロジカルに、もっともドラスティックに解説するのが、維新の創始者・橋下徹氏だ。

選挙が近づくいま、橋下氏の『政権変容論』(講談社刊)を野党と国民が理解して受け入れたら、この国は確実に「良い方向」に変容するだろう。

『政権変容論』連載第47回

※この記事は選挙公示前(2024年7月19日)に発売された本からの転載です。

『立憲民主党は「自民党に反対」してるだけで「民意を無視」している…橋下徹が明かす、野党が「全く選挙に勝てない」当たり前すぎる理由』より続く

「万年野党」に胡坐をかいている

これがいずれ立場が変わり、自分たち野党が与党の立場に立つ日も来ると想像ができたら、野党はもう少し違う振る舞いをするんじゃないですか。少なくとも自分たちが政権運営の与党として、野党にやられて憤慨するような大義なき振る舞いは、やらなくなるんじゃないですか?

自分がやられたくないことは、自分もやらない。幼稚園で習うことですが、そんな当たり前の姿勢すら、今の主要野党には見られません。

それが大きなしっぺ返しとして降りかかったのが、民主党政権でした。自分たちが与党についたとき、自民党からことごとく協力拒否をされたのは、かつて自分たちがやってきたことだったんです。

野党は想像力が足りない

でも、常に重箱の隅をつつくように、何やかんやとアラ探しをしようとする姿勢は、いただけません。

僕自身、維新の代表を務めていた頃は、みなにこう言っていたものです。

「自分たちが政権与党になったときに、どういうポジションに立つのか想像してほしい。その上で、現在の政権与党と政策論争を行うべきだ」と。

単純な話です。自分たちが政権与党についたときに賛成することは、野党のときでも賛成する。与党の振る舞いとして正しくないと感じることは、自分たちが野党のときでも絶対にやらない。そうした想像力が野党の政治家には必要ではないでしょうか。

『イギリスは「スト頻発」により大混乱、アメリカは「社会が分裂」…橋下徹が語る「二大政党制」の「光と影」』へ続く

橋下 徹(元大阪府知事・元大阪市長)



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