宮古島×冷麺!?ロバート馬場さんが描く、異色の飲食店経営と成功の秘訣

テレビがきっかけで宮古島に冷麺店をオープン!

お笑いトリオ・ロバートの馬場裕之さんといえば、芸能界きっての料理上手として有名ですよね。数々の料理番組でその腕前を披露し、レシピ本も出版するなど、その活動は多岐にわたります。

そんな馬場さんが、2021年、なんと宮古島に冷麺店「宮古冷麺」をオープン! 美しい海を望む絶好のロケーションでありながら、意外にも宮古島の名物料理ではなく、馬場さんオリジナルの冷麺を提供している点が話題を呼んでいます。

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きっかけは「思いつき」!? 行動力の源は“好き”という気持ち

宮古島に冷麺店を開いた理由について、馬場さんは「最初は今田耕司さんに連れて行ってもらってから、宮古島が大好きになって。よく遊びに行くうちに『ここでお店をやってみたいな』と思うようになったんです。」と語っています。

コロナ禍で島に行く機会は減ってしまったものの、行動制限が解除されたタイミングで、知人からオーシャンビューの物件を紹介されたことが決め手となり、出店を決意。

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気になる冷麺を看板メニューに選んだ理由については、「コロナ禍で自宅にいる時に、テレビでやっていた冷麺特集を見て、『自分でも作ってみたいな』と思ったのがきっかけ。そこから『宮古島で冷麺の店をやろう!』と、本当に安易な思いつきです(笑)」と、馬場さんらしい茶目っ気たっぷりの回答。

しかし、その言葉の裏側には、長年温めてきた「宮古島でお店をやりたい」という想いと、大好きな冷麺への情熱が強く結びついていたに違いありません。

設備投資額はなんと1800万円以上! 独身だからこそできる挑戦

お店の立地は、海から近く、見晴らし抜群の最高のロケーション。設備投資には1800万円以上かかったそうですが、「独身ですし、大きなお金を使うこともないので、『やりたいことに投資しよう』と、思い切りましたね」と、馬場さんは話します。

東京での仕事も多い馬場さんに代わり、お店を切り盛りするのは、なんと後輩芸人の方。「後輩と飲んでいるときに店の話をしたら『俺、芸人やめて宮古島に行きたいです』と言ってくれたんです。数少ない仲のいい芸人の一人で信頼もあったから店長を任せることにしました。飲食経験もない奴なので、一から教えましたね。」と、馬場さん。

熱い想いと行動力、そして周りの人を巻き込む力強さ。馬場さんの人柄があってこそ、異色の冷麺店は、今日も多くの人を笑顔にしているのでしょう。