「ADHDに生まれなければよかった」と娘に言われるも 小島可奈子が子どもの特性をブログで発信する訳


【写真】自閉スペクトラム症を公表している娘さんと小島可奈子さん お宮参りの写真から近影まで(全14枚)

── 娘さんが自閉スペクトラム症、ADHA(注意欠陥・多動性障害)と診断されるまでの経緯を教えてください。

小島さん:娘が生後半年ごろに、動いているものを目で追う「追視検査」をしたんです。そのときに医師から娘が目でものを追いかけておらず、発達障害の疑いがあるかもしれないと言われました。とはいえ、まだ生後半年。まだまだ判断がつかないので、しばらくは定期検査を受けつつ経過観察することにしました。

── 検査の結果を踏まえて、小学校では特別支援クラスを選択したそうですね。

小島さん:そうです。検査結果は平均より1点下で、発達障害かどうかはグレーゾーンでした。そのため、担当医師には「強制ではないが、特別支援クラスへ進学するのがいいのではないか」とアドバイスを受けました。最終的に決めるのは親なので、どうしようかと悩みました。クラス選びでいちばん大切にしたのは「娘がどのような環境であれば過ごしやすいか」ということ。義母は「将来を考えると普通のクラスでもいいのでは」と言ってくれたのですが、「動き回ることの多い娘には生徒8人以下に対して1名の教師がついてくれる特別支援クラスのほうがいいのでは」と。勉強がわからないときも、そのほうが自分のペースで学べるのはないかと考え、特別支援クラスを選択しました。夫も私の意見に賛成してくれました。



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