東大首席卒!山口真由氏の〝天才人生〟に元内閣官房参与がぴしゃり「知識だけじゃねえかよ」


 この日は「哲学から社会を切る!現代社会に効く〇〇論SP!」と題し、「国富論」や「社会契約論」などさまざまな〇〇論が議題。その並びで、山口氏の著書「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある」がトークテーマになった。

 東大法学部を首席で卒業した山口氏の〝メソッド〟が書かれた本だが、共演者から「(書かれていることが)全部疲れそうです。どんな達成をされたか教えてください」と内容に否定的な意見が飛んだ。

 山口氏は「私の人生『疲れた』以外、達成ないっすよ」ときっぱり。「マジで正直に言っていいっすか? 学生時代、私はすべての人を見降ろして、壇上で卒業証書を受け取って、バァ!ってかざして、パ~って(他の卒業生を)見て、『私が一番優れている』と言って卒業しました、と。その後、めちゃめちゃ挫折するわけ。財務省でポンコツで、それから弁護士になって使い物にならず肩たたき。それでも、私はそこから立ち直って今生きている、っていうのが私の一番の達成」と自虐的に振り返った。

 ここで宮家氏が「山口さん聞いていい? 4年間行ったんだろ? 何したの?」とぴしゃり。「勉強以外、何もしなかったの? ほかに何かもっと人生が豊かになるようなものはいっぱいあるよ」とツッコんだ。

 山口氏は「一番いやなのよ。学生の本分は勉強じゃないの? ねえ、何がいけないのよ? 私はさあ、東大の先生方から豊かな教育を受けましたよ。なんでそれがいけないの?」と身ぶり手ぶりを交え、派手に主張。

 これを宮家氏は「知識だけじゃねえかよ」と切り捨てると「もっと情操とかさ、心の豊かさとかさ、ひらめきとか人との関係とか、そういうものが…」と諭した。

 山口氏は「全部本が教えてくれる。それで就職の時は勉強だけしてたでしょ。それで結婚しようと思ったら結婚しようと思ったで『勉強しかできないの?』でしょ。何なの? 勉強って社会で全然使えないわけ? 私は社会に問いたい!」と声高に呼びかけスタジオが笑いに包まれた。

東スポWEB



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