癒やしは2匹の猫 80歳を超えても元気に働く“旅好き”医師の暮らし 朝時間の充実や夜間頻尿改善で健やかに


【写真】天野医師がリラックスする癒やしの存在としてかわいがるネコのマー君

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■高齢期は朝時間を充実させて活動的に

 朝の時間を充実させることでリフレッシュでき、気持ちよく1日をスタートさせられます。

 朝、起きたらまず、カーテンを開けて太陽の陽ざしをたっぷり浴びます。白湯を飲み、ぬるめのお風呂につかって15分。季節を問わず、体をじっくり温めてその日の活動に備えます。

 私たちの睡眠は光と密接に関わっており、朝、太陽の光を浴びてから約14~16時間後に体内で「メラトニン」という睡眠を促すホルモンが分泌され、夜ぐっすり眠れるようになっています。

 加齢とともにこのメラトニンの分泌が低下していきますから、日中、陽の光を意識して浴びるようにすると、夜のスムーズな入眠への備えとなります。

 その後、身支度を整え、仕事に出かけます。

■帰宅後の癒やしの時間

 夕方、仕事から帰って玄関のドアを開けると、2匹の猫が出迎えてくれます。リビングで彼らと触れ合う時間は、心癒やされる至福の時間。彼らに食事を与えたら、自分の食事の準備です。

 食後、また猫たちと遊んで少し腹ごなしをしたら、ぬるめのお湯に15分ゆっくりつかり、体を芯から温めます。朝と夕、1日2回の入浴もまた、長年の習慣です。



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