【2025年後期朝ドラ】「ばけばけ」ヒロインは髙石あかりさん!涙の会見で意気込み語る

2025年度後期のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」のヒロインが、若手実力派俳優の髙石あかりさんに決定しました!29日に行われた発表会見では、その様子が「列島ニュース」で異例の生中継。「ばけばけ」への熱い想いと、夢を叶えた喜びに感極まり、涙ながらに意気込みを語りました。

2892人の中から選ばれたヒロイン!髙石あかりさんとは?

「ばけばけ」のヒロイン・松野トキ役を射止めたのは、2002年生まれ、宮崎県出身の髙石あかりさん。2014年に芸能界入りし、2019年から俳優として本格的に始動しました。2021年には映画「ベイビーわるきゅーれ」で主演を務め注目を集め、2023年にはその演技力が評価され、第15回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞。今後の活躍が期待される若手俳優の一人です。

【2025年後期朝ドラ】「ばけばけ」ヒロインは髙石あかりさん!涙の会見で意気込み語る

異例の生中継!「列島ニュース」でも話題沸騰

今回のヒロイン発表会見は、NHK大阪放送局から「列島ニュース」で生中継されるという異例の展開に。白い着物姿で登場した髙石さんは、登場から目に涙を浮かべていました。司会者から「感極まっていらっしゃいます」と声をかけられると、「大変失礼しました。自分は小さい頃からヒロインになるのが夢で。実感がわいて、みなさんの温かい表情に胸がいっぱいになりました」と、声を詰まらせながらコメント。

【2025年後期朝ドラ】「ばけばけ」ヒロインは髙石あかりさん!涙の会見で意気込み語る

涙の理由とは?「朝ドラは本当に大きなもの」

「普段は涙もろくない」と話す髙石さんですが、「私の中で朝ドラは本当に大きなもの」と、その重みを噛み締めている様子。「ヒロインに決まった時は、頭が真っ白になってしまって。感情が追いついてきませんでした。でも、一人になった時にボロボロと泣いてしまって…」と、当時の心境を明かしました。

「ばけばけ」はどんな物語?

「ばけばけ」は、NHKの朝ドラ113作目となる作品。怪奇文学作品集「怪談」で知られる小泉八雲の妻・小泉セツをモデルにした物語です。史実を基に再構成したフィクション作品となっており、ヒロイン・松野トキの故郷である島根県を舞台に、熊本など様々な土地で物語が展開されていきます。

脚本は「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」のふじきみつ彦氏!

脚本は、「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」や「デザイナー渋井直人の休日」「きょうの猫村さん」など、数々の話題作を手掛けてきたふじきみつ彦氏が担当。ふじき氏は、髙石さんについて「自分が明治時代の松江にいて、ハーンさんとの会話を覗き見ているような感覚に陥りました。髙石さんがセツさんに化けて、セツさんが髙石さんに化けて、目の前に現れたような…」と、その演技力を絶賛しています。

制作統括も太鼓判!「私たちが探していた『松野トキ』」

制作統括を務める橋爪國臣氏も、髙石さんの起用理由について「オーディションでカメラの前に現れた髙石あかりさんを見て、私たちが探していた『松野トキ』がそこにいる!と感じました」とコメント。「髙石さんの自然な演技は、実際に生きているトキそのもの。お芝居の力はもちろん、内に秘めた繊細な感情表現に、現場にいたスタッフみんなが心を奪われました」と、髙石さんの演技力と、松野トキという役柄へのフィット感に太鼓判を押しています。

2025年秋からの放送開始が待ち遠しい「ばけばけ」。髙石あかりさんが演じる、小泉セツをモデルにしたヒロイン・松野トキの物語に、今から期待が高まります。