2025年10月28日、ロサンゼルスで開催されたMLBワールドシリーズ第4戦、ドジャース対ブルージェイズの試合は、日本が誇る大谷翔平選手が先発投手兼1番指名打者として出場し、投打二刀流での活躍に世界中の注目が集まりました。この歴史的な一戦を、英国王室のハリー王子とメーガン妃が最前列のVIP席で観戦している姿が報じられ、その行動と座席配置が大きな話題を呼んでいます。特にメーガン妃が大谷選手を撮影する姿も見られ、王室夫妻のプライベートでの観戦方法と、周囲の伝説的なスポーツ選手への配慮について、様々な意見が交わされました。
大谷翔平選手、歴史的投打二刀流でワールドシリーズへ
この日、ドジャース対ブルージェイズのワールドシリーズ第4戦は、大谷翔平選手が先発マウンドに上がり、打席にも立つという、まさに歴史に残る投打二刀流での出場となりました。試合は6時間39分にも及ぶ死闘の末、ブルージェイズが2-6で勝利。対戦成績は2勝2敗のタイとなり、シリーズの行方は翌日の第5戦へと持ち越されました。大谷選手の世界的な注目度は計り知れず、その一挙手一投足がメディアを賑わせています。
英国王室夫妻、最前列VIP席での異例の観戦
ハリー王子とメーガン妃、大谷翔平出場MLBワールドシリーズ最前列で観戦
熱戦が繰り広げられる中、ドジャースのネット側、一際目立つ最前列の席には、ハリー王子とメーガン妃の姿がありました。驚くべきことに、メーガン妃が大谷選手に向けてスマートフォンを構え、写真を撮影している様子も確認されています。英国ではサッカーやラグビーが国民的スポーツとして圧倒的な人気を誇り、野球への関心は日本ほど高くありません。そのため、ハリー王子が野球観戦に訪れていること自体に疑問を抱く声も聞かれました。
伝説の選手を後方に、批判の的となった座席配置
メーガン妃と後方で観戦する伝説の投手サンディー・コーファックス氏
今回の観戦で特に批判の的となったのが、ハリー王子夫妻の座席配置です。夫妻のすぐ後ろには、スポーツ界のレジェンドたちが座っていました。メーガン妃の左後ろには、ドジャースで活躍した元伝説的投手であり、野茂英雄選手や石井一久選手を指導した経験も持つサンディー・コーファックス氏の姿がありました。
ハリー王子の背後に位置するバスケットボール界のレジェンド、マジック・ジョンソン氏
さらにハリー王子の右後ろには、NBAロサンゼルス・レイカーズの元スター選手で、「史上最高のポイントガード」と称されるバスケットボール界のレジェンド、マジック・ジョンソン氏も同席していました。これらの偉大な選手たちが後部席に座り、ハリー王子夫妻が最前列にいることに対し、「失礼だ」との声が視聴者から上がったのです。
公務とプライベートの線引き?ウィリアム皇太子夫妻との比較
英国王室では、公務とプライベートでの振る舞いに明確な線引きがあります。例えば、ウィリアム皇太子やキャサリン妃が公務としてスポーツ観戦に臨む際は、もちろん最前列に座り、関係者が同席することが一般的です。この場合、レジェンドが後部席になることもあり得ます。しかし、プライベートでサッカー観戦をする際には、たとえサッカー協会のプレジデントという立場であっても、目立たない後方の席で観戦することが多いとされています。これは警備上の理由も含まれますが、公私で状況が異なることを示しています。
今回のハリー王子夫妻の観戦は、どう見てもプライベートなイベントと考えられますが、座席は公務に匹敵するような最前列でした。隣には夫妻の知人と思われる関係者が座っていたものの、「注目されたい」「何らかのアピールをしたい」という意図を感じ取る人も少なくありませんでした。メーガン妃が大谷選手を写真に収めるという行為も、よほどの大物でなければそこまでしないと考えられます。この状況からは、大谷翔平選手の圧倒的な影響力と存在感がメーガン妃の関心を引き、ハリー王子もその場に同行し、結果的に夫妻の仲睦まじい姿をアピールする機会にもなった、とも解釈できます。
「大谷翔平の偉大さ」が招いた王室夫妻の注目
今回のハリー王子とメーガン妃のワールドシリーズ観戦は、大谷翔平選手の世界的スターとしての地位を改めて浮き彫りにする出来事となりました。王室夫妻の異例の行動と、それに対する世間の反響は、大谷選手が単なるスポーツ選手に留まらず、世界の文化や社会に影響を与えるスーパースターであることを示しています。メーガン妃の関心を引き、ハリー王子を野球場に招き入れるほど、大谷翔平選手の偉大さは計り知れません。





