自民党は世耕弘成、萩生田光一、西村康稔、平沢勝栄の4氏に対し、衆院会派入りを要請した。
党幹部が30日、明らかにした。4氏は派閥裏金事件に関係し、先の衆院選に無所属で立候補して当選した。衆院選で与党が過半数割れとなったことから、安定した国会運営のために会派の人数を増やす狙いがある。
裏金事件を巡り、世耕氏は離党勧告処分を受けて離党した。西村氏は党員資格停止1年、萩生田、平沢両氏は党の役職停止1年の処分を受けて衆院選で非公認となった。
自民は、衆院会派「有志の会」に所属していた議員にも会派入りの打診を検討している。