HIKAKINプロデュース「みそきん」入手困難! セブンイレブンで即完売、転売価格が高騰

人気YouTuber HIKAKIN氏がプロデュースするインスタント食品「みそきん」が、2024年10月30日に全国のセブン-イレブンで再販されましたが、今回も入手困難な状況となっています。瞬く間に完売し、フリマアプリでは高額で転売されている現状をレポートします。

セブンイレブンを駆け回っても…「みそきん難民」続出

「みそきん」を求めて、横浜市内のセブン-イレブン数店舗を回りましたが、どこも完売。「売り切れ」の張り紙すらなく、空っぽの棚だけがそこにありました。店員に尋ねると、発売当日は36個入荷したものの、数時間で売り切れてしまったとのこと。再販の予定は今のところないそうです。

川崎市の店舗では、転売防止のためか「一人二個まで」の注意書きが。期待を胸に店内を探しましたが、やはり「みそきん」は見つからず。店員によると、こちらも当日完売とのことでした。張り紙だけが虚しく残っている状態…。

セブンイレブンでのみそきん完売の様子セブンイレブンでのみそきん完売の様子

SNSでも嘆きの声多数

SNS上でも、「みそきん」を買えなかったという嘆きの声が多数上がっています。「買えないから諦めた」「通年販売して欲しい」「一度も買えたことが無い」といったコメントが溢れ、入手困難な状況が伺えます。

フリマアプリで高額転売…定価の18倍も!

フリマアプリ「メルカリ」では、「みそきん」の濃厚味噌ラーメンと濃厚味噌メシが多数出品されています。ラーメンは1個1000円〜5000円、中には36個セットで3万400円で販売されているものも。定価がラーメン278円(税抜)、メシ299円(税抜)であることを考えると、ラーメン1個5000円は定価の約18倍という驚きの価格です。

食品ロス問題に取り組むNPO法人「フードバンクかながわ」の代表、山田太郎氏(仮名)は「このような高額転売は、食品の適正な価格を歪め、本当に必要としている人々に届かない状況を生み出している。消費者は冷静な判断をし、転売品ではなく正規ルートでの購入を心がけるべきだ」と警鐘を鳴らしています。

HIKAKIN氏の見解は?

HIKAKIN氏は以前、「なぜ『みそきん』を通年で売らないのか」という質問に対し、「本当だったらあれは、何か月かかけて売る量なんですよ。それが1日で売れていて。僕は1個でも多く売りたくて、全力でやってこれなんです」と答えています。生産体制の課題が、入手困難の背景にあるようです。

HIKAKIN氏HIKAKIN氏

今後の展開に期待

「みそきん」の人気は凄まじく、入手困難な状況が続いています。一日も早く供給が安定し、誰もが手軽に楽しめる日が来ることを期待したいですね。