元日本テレビ政治部次長兼解説委員で政治ジャーナリスト青山和弘氏が2日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に出演。番組では衆院選で自公が惨敗した政局を特集した。
石破茂政権が極めて厳しい状況と伝える一方で、衆院選終了時点で自公は215議席で、過半数(233議席)まで18議席。
番組では裏金問題で処分を受け無所属で衆院選出馬・当選した世耕弘成、萩生田光一、西村康稔、平沢勝栄の4議員と、無所属の三反園訓、広瀬建の2議員の計6人が、国会で自民党会派に入るよう打診され、了承したと伝えた。
これで残り12議席となっているが、青山氏は、ほかにも無所属で当選した5議員が、協力する可能性があると解説。「あと7議席くらいだったら、例えば、いま維新が割れてるねとか、立憲の中にも保守的な政策の人がいるねとか。かつて野中広務さんが釣り堀屋のオヤジと言われ、一本釣りしたことも。気付いたら過半数に戻ってたってことも、あるかもしれない。それができれば石破政権、安定しちゃう」と指摘した。
驚きの水面下に、司会の東野幸治が、うなだれて笑わせ、出演者から「選挙ってなんなん!?」「茶番」との声があがった。