清原果耶主演ドラマ「マイ・ダイアリー」低視聴率発進…巻き返しなるか?今後の展開に注目!

日曜劇場の激戦区に新たな刺客が登場!清原果耶さん主演の「マイ・ダイアリー」が10月27日に初回放送を迎えたものの、視聴率は3.4%と苦戦を強いられています。果たして、このドラマは今後巻き返しを図ることができるのでしょうか?この記事では、初回放送の内容を振り返りつつ、今後の展開を予想していきます。

低視聴率の要因とは?初回放送を徹底分析

初回の世帯視聴率3.4%は、ゴールデンタイムのドラマとしては厳しい数字と言わざるを得ません。その要因はどこにあるのでしょうか?

まず考えられるのは、放送時間帯の問題です。同時間帯にはNHK大河ドラマの後に、TBS日曜劇場、そしてテレ朝の日10ドラマと人気番組が続いており、視聴者の奪い合いが激化しています。さらに、NHKBSでは「団地のふたり」も放送されており、ドラマファンにとっては選択肢が多すぎる状況と言えるでしょう。

また、初回放送の内容にも課題が見られました。ストーリーは社会人1年目のヒロインが2年前の日記を振り返るというもので、展開がスローテンポで、視聴者の中には退屈に感じてしまった人もいるようです。ネット上でも「テンポが遅い」「見ていてイライラする」といった声が上がっています。

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巻き返しの可能性は?脚本とキャストに注目!

厳しいスタートを切った「マイ・ダイアリー」ですが、巻き返しの可能性は十分にあります。注目すべきは、脚本とキャストです。

脚本を担当するのは、NHK「就活生日記」でデビューした新鋭の兵藤るり氏。若者の心情を繊細に描くことに定評があり、今後の展開次第では視聴者の心を掴むことができるかもしれません。テレビコラムニストの亀井徳明氏も「作品自体は悪くない。評価する声は増えていくと思う」と語っています。

キャストも清原果耶さんを始め、吉川愛さん、見上愛さんなど実力派の若手女優が揃っています。彼女たちの演技がドラマに深みを与え、視聴者を惹きつける可能性は高いでしょう。亀井氏は「演者さんの表情も良かった」と評価しており、今後の演技にも期待が持てます。

ターゲット層は誰?「青春時代を経験したすべての人」へ贈る物語

公式HPでは、「このドラマを見終わった時、あなたもきっと大切な誰かを思い出すはず…。そんな〈青春時代を経験したすべての人〉へ贈る、心温まる物語です」と紹介されています。しかし、社会人1年目のヒロインが2年前を振り返る物語に、幅広い世代が共感できるかは疑問です。ターゲット層を絞り込むことで、より効果的なプロモーションができるかもしれません。

例えば、20代前半の若者に向けて「社会人1年目のリアルな悩みと成長」をテーマにPRしたり、もう少し上の世代に向けて「あの頃の自分と重ね合わせて、忘れていた大切な何かを思い出せる物語」としてPRするなど、工夫次第で視聴者の興味を引くことができるでしょう。

今後の展開次第では、視聴率の向上も期待できる「マイ・ダイアリー」。清原果耶さん演じるヒロインの成長、そして彼女を取り巻く人間模様から目が離せません!