アメリカ大統領選挙の共和党候補、ドナルド・トランプ前大統領は、投票日直前の11月5日未明、ミシガン州で深夜に及ぶ選挙集会を開催し、熱狂的な支持者たちに最後の訴えを行いました。当初4日深夜に予定されていた集会は、トランプ氏の到着遅延により日付を跨いで開始。異例の深夜集会となりましたが、会場は熱気に包まれ、支持者たちはトランプ氏の登場を待ちわびていました。
投票日目前の駆け込み集会、異例の深夜開催に
トランプ氏は、ノースカロライナ州、ペンシルベニア州での集会を経て、ミシガン州に到着。当初の予定時刻を大幅に遅れ、5日午前0時過ぎに壇上に上がりました。「何だか変な感じだが、投票に行くのは明日ではなく、今日だぞ」と、日付が変わってしまったことを逆手に取り、聴衆を沸かせました。
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1時間半以上に及ぶ演説では、いつものように熱弁を振るい、支持者たちは熱心に耳を傾けていました。長時間の選挙活動による疲労を感じさせないエネルギッシュな姿に、保守派の政治評論家メーガン・ケリー氏も驚きを隠せない様子。「トランプ氏のエネルギーとスタミナは信じられない。私はもうベッドに行く準備ができているけれど、彼はあの年齢で、これからもう1カ所で集会を開く」と、その驚異的なバイタリティを称賛しました。
驚異のスタミナで最終盤を駆け抜けるトランプ氏
78歳という年齢を感じさせない驚異的なスタミナで、トランプ氏は選挙戦最終盤を駆け抜けました。4日にはノースカロライナ州、ペンシルベニア州、ミシガン州で計4カ所の集会を予定していました。過密スケジュールの中でも、各会場で熱のこもった演説を行い、支持者たちを鼓舞し続けました。
ミシガン州での集会後も、音楽に合わせて踊るなど、疲れを見せない様子。投票日直前まで精力的に活動する姿は、多くの支持者たちに強い印象を与えました。
熱狂的支持者たちの声援、大統領選の行方は
深夜にもかかわらず、多くの支持者たちが集まり、トランプ氏への変わらぬ支持を表明しました。熱狂的な声援が会場を包み込み、大統領選への期待と関心の高さを改めて示しました。
大統領選の行方は、今後のアメリカ政治、そして世界情勢に大きな影響を与えることは間違いありません。トランプ氏の最後の訴えは、有権者たちにどのような影響を与えたのでしょうか。結果が注目されます。