YouTubeで大人気、お父さんへの説教動画で話題の「ちいりお」こと理央奈ちゃん（7歳）。実は、2歳年上のお兄ちゃんと共に、幼い頃から病気と闘ってきたという壮絶な過去を持つ。今回は、そんなちいりおちゃんと家族の物語を、お母様の佳寿美さんへのインタビューを通して紐解いていく。
妊娠発覚と同時に兄が難病に…
明るい笑顔が印象的な理央奈ちゃんと湊人くん。佳寿美さんは、湊人くんの妊娠発覚当時を「結婚後すぐだったので少し早いかなと思いましたが、子どもは欲しかったのでとても嬉しかった」と振り返る。つわりも軽く、臨月まで元気に働いていたという。しかし、出産は難航し、陣痛促進剤を使用する壮絶なものだった。
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「もう二度と産まない！」と心に誓った佳寿美さん。湊人くんは手のかからない子で、育児は順調に思えた。しかし、佳寿美さんの復職後、1歳半の湊人くんに突然の悲劇が襲いかかる。理央奈ちゃんの妊娠が判明したまさにその夜、湊人くんは「急性脳症」を発症したのだ。
1時間以上続く痙攣…医師から告げられた残酷な宣告
高熱と痙攣が続く湊人くんは緊急搬送。検査の結果、原因不明の難病であることが判明。「中程度の知的障害が残るでしょう」という医師の言葉に、佳寿美さんは絶望の淵に突き落とされた。ICUに入院した湊人くんを想い、眠れない日々が続いたという。お腹の中の理央奈ちゃんに「お兄ちゃんを助けて」と祈るような気持ちで語りかけていたそうだ。
佳寿美さんの祈りが届いたのか、湊人くんは奇跡的に回復。しかし、今度は理央奈ちゃんの妊婦健診で全身のむくみが発見される。「無事に生まれるのは難しい」という医師の言葉に、佳寿美さんは再び大きなショックを受ける。
出産か、諦めるか…究極の選択を迫られる
「お腹の中の子を産むかどうか、次の健診までに決めてください」
医師から突きつけられた残酷な選択。息子の闘病ですでに心身共に疲弊していた佳寿美さんは、涙が止まらなかったという。当時、どのようにしてこの苦境を乗り越えたのか、次回詳しくお伝えする。
ちいりおちゃんの笑顔の秘訣とは？
先天性の病気を抱えながらも、明るく元気に成長している理央奈ちゃん。その笑顔の裏には、家族の深い愛情と揺るぎない絆があった。次回、佳寿美さんへのインタビューを通して、ちいりおちゃんの病気との闘い、そして家族の支えについてさらに深く迫っていく。家族の愛と希望に満ちた感動のストーリーを、どうぞお楽しみに。
