今年の紅白歌合戦出場者選考をめぐり、NHKとジャニーズ事務所の新会社「STARTO ENTERTAINMENT」との交渉が難航していることが話題となっています。ジャニーズ事務所創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、昨年は44年ぶりにジャニーズタレント不在という異例の紅白となりましたが、今年は果たしてどうなるのでしょうか？
NHKとSTARTO、紅白出場をめぐる駆け引き
NHKは10月16日の定例会見で、ジャニーズ事務所の被害者補償と再発防止への取り組みを評価し、新規起用再開を発表しました。これを受け、複数のジャニーズグループに紅白出場オファーが提示されたものの、NHKスペシャル「ジャニー喜多川“アイドル帝国”の実像」(10月20日放送) が状況を一変させました。番組で改めて浮き彫りになった喜多川氏の性加害問題の深刻さ、そして所属タレント内にも新たな認識が広がったことで、出場への躊躇いが生まれていると言われています。
NHK紅白歌合戦
出場有力候補は？Snow Man、キンプリ、SixTONES…
2年連続のジャニーズ不在となる可能性も囁かれる中、出場が期待されるグループは多数存在します。ミリオンセラーを記録したSnow Manをはじめ、King & Prince、SixTONES、なにわ男子、Aぇ! groupなどが有力候補として挙げられています。さらに、デビュー20周年を迎えるSUPER JUNIORの元メンバーを含むSUPER EIGHT、10周年のWESTも節目の年として出場が期待されます。
視聴率回復の鍵はジャニーズ？NHKの苦悩
昨年、過去最低の視聴率を記録した紅白歌合戦。NHKにとって、視聴率回復の鍵を握るのは、知名度と人気を兼ね備えたジャニーズグループの出演と言えるでしょう。そのため、NHKは最初のオファーに固執せず、STARTOとの交渉を継続しています。関係者によると、この交渉の難航により、出場歌手発表会見も当初の予定から延期される見込みとのことです。
芸能評論家・山田一郎氏のコメント（架空）
「NHKとしては、視聴率回復のためにジャニーズの力は不可欠と考えているでしょう。しかし、性加害問題の影響は大きく、単純な人気だけで判断できない難しい局面です。STARTO側も、所属タレントの心情や社会的な反響を考慮しながら慎重に判断する必要があるでしょう。」
紅白の未来は？
紅白歌合戦の出場者選考は、まさに国民的番組の重圧と、複雑な社会問題が交錯する状況となっています。果たして、NHKとSTARTOはどのような決断を下すのでしょうか？今後の動向に注目が集まります。
