新田真剣佑を支えた恩人M氏、千葉真一さん邸で逝去…ハリウッド挑戦を夢見て

新田真剣佑さんのハリウッド進出を支え、父・千葉真一さんの右腕でもあったM氏が10月下旬、千葉さんの自宅で亡くなっていたことが明らかになりました。ガス吸入による自死とみられています。M氏は生前、真剣佑さんの所属事務所「エム&リーヴス」の代表取締役を務め、公私に渡り支えてきた人物でした。今回は、M氏と真剣佑さん、そして千葉さんの深い絆と、M氏の突然の訃報が真剣佑さんにもたらす影響について掘り下げていきます。

千葉真一さんの右腕、M氏の献身的なサポート

M氏は10年以上前、千葉真一さんの運転手兼マネージャーとして芸能界でのキャリアをスタートさせました。どんなに遅い時間でも千葉さんの要望に応える献身的な姿勢で、千葉さん一家から厚い信頼を得ていました。真剣佑さんの海外進出の夢を後押ししたのも千葉さんであり、M氏は「エム&リーヴス」の代表として、その夢の実現をサポートしてきました。

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千葉さん急逝後の2021年、真剣佑さんは大手事務所を退社し、「エム&リーヴス」に所属。M氏は社長として、父親のような存在として真剣佑さんを支え続けました。映画『聖闘士星矢 The Beginning』やNetflixドラマ『ONE PIECE』など、真剣佑さんのハリウッドでの活躍を誰よりも喜んでいたといいます。

ガーシー騒動でも真剣佑を守り抜いたM氏

順風満帆に見えた真剣佑さんの俳優人生にも、試練はありました。2022年のガーシー騒動では、M氏は事務所の社長として週刊誌の取材に応じ、真剣佑さんへの誹謗中傷に対し真っ向から反論。「体を張って」真剣佑さんを守り抜いたのです。

病魔と闘いながらも真剣佑さんを支え続けたM氏

しかし、M氏は心臓病や糖尿病、腎機能の悪化など、複数の病魔と闘っていました。週3回の人工透析を受けながらも、真剣佑さんのサポートを続けていたM氏。知人である俳優の若山騎一郎さんによると、亡くなる数日前にも会食の場で「体調がつらくて死にたい」と弱音を吐いていたそうです。

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千葉さん邸で最期を迎えたM氏、その胸中に迫る

M氏が最期を迎えたのは、千葉さんの自宅でした。千葉さんが愛用していたソファに座り、富士山を望むアトリエで発見されたといいます。千葉さんとの思い出が詰まった場所で、静かに息を引き取ったM氏。その胸中には、どのような思いが去来していたのでしょうか。

真剣佑さんにとっての大きな喪失、ハリウッドでの活躍を天国から見守る“2人の父”

海外で撮影中の真剣佑さんに、M氏の訃報は大きな衝撃を与えたことでしょう。千葉さんに続き、M氏という大きな支えを失った真剣佑さん。ハリウッドでの更なる飛躍を、天国から見守る“2人の父”の想いを胸に、彼はこれからも俳優として歩み続けることでしょう。

「エム&リーヴス」関係者は、「M氏は真剣佑さんにとって息子同然の存在だった」と語っています。真剣佑さんにとって、M氏の存在はどれほど大きなものだったのか、改めて思い知らされます。

この訃報は、私たちにも大切な人を失う悲しみ、そして残された人の強い意志を改めて考えさせる出来事です。真剣佑さんの今後の活躍を心から応援したいと思います。