兵庫県知事選で異例の選挙活動を展開していたNHKから国民を守る党の立花孝志氏が、斎藤元彦前知事の再選確実を受けて、「ニコニコニュース」の生配信に出演。斎藤氏の再選を祝福するとともに、新たな地域政党の設立を宣言しました。
斎藤氏への祝福と県民への感謝
開票開始と同時に生配信に登場した立花氏は、「最初から斎藤氏に入れてほしいと訴えていた」と語り、自身の当選ではなく斎藤氏の再選を目的とした選挙活動であったことを改めて強調。その訴えが有権者に理解されたことに感謝の意を表しました。
兵庫県知事選で再選確実となった斎藤元彦氏
選挙戦の熱量とガーシー氏との比較
今回の選挙戦は、立花氏にとってかつてないほどの熱量を感じさせるものだったようです。街頭演説では多くの県民から声をかけられ、その熱意に圧倒されたと語りました。また、元参院議員の東谷義和氏(ガーシー)の選挙戦との違いについても触れ、東谷氏本人が不在だった選挙とは異なり、今回の選挙は県民の悲壮感と熱量を感じたと述べています。
新党「真実正義党」設立へ
立花氏は、既に新党設立の準備を進めていることを明らかにしました。新党名は「真実正義党」で、地域政党として兵庫県内の政治改革を目指すとのこと。今回の選挙で斎藤氏を応援した22名の市長や県議会議員に対し、県民の怒りは大きいと指摘し、今後の選挙で彼らの地位を問う必要があると主張しました。
淡路市市長選への挑戦
新党設立に向け、立花氏は既に淡路市の市長候補者への説得を開始しているとのこと。6ヶ月後には淡路市や宝塚市などで選挙が予定されており、これらの選挙で新党の力を見せつけたい考えです。
立花孝志氏
22名の市長の責任追及
立花氏は、22名の市長が斎藤氏支持を表明したことで県民に混乱をもたらしたと批判。新党を通じて、これらの市長や県議会議員の責任を追及していく姿勢を示しました。
今回の兵庫県知事選は、立花氏にとって新たな政治活動の出発点となるのかもしれません。「真実正義党」が今後どのような影響力を持つのか、注目が集まります。