かつてアメリカ住宅市場の最高値を記録し、多くの話題を呼んだベルエアの超高級邸宅「カーサ・エンカンターダ」。なんと、価格を改定し、1億6500万ドルで再び市場に登場しました!今回は、この夢のような邸宅の魅力を余すことなくご紹介します。
憧れの邸宅、その歴史と魅力
2019年に2億2500万ドルという驚きの価格で売り出され、一時はアメリカで最も高価な物件として名を馳せた「カーサ・エンカンターダ」。その後、市場への登場と撤退を繰り返していましたが、今回、大幅な値下げを経て新たなオーナーを待ち望んでいます。
altベルエア・カントリークラブのゴルフコースを見下ろす壮大なカーサ・エンカンターダ
この邸宅の歴史は古く、1938年に建築家ジェームズ・E・ドリーナによって建てられました。その後、ヒルトンホテルの創業者コンラッド・ヒルトンが所有していたことでも知られています。地下には銀食器、毛皮、ワインなどを保管するための貯蔵庫まであったというから驚きです。
その後、大規模な改修を経て、テニスコート(なんと観客席付き!)など近代的な設備も完備。あのジェフ・ベゾスも購入を検討したという逸話も残っています。
豪華絢爛な邸宅内部
広さ約3700平方メートルを誇る邸宅内には、7つのベッドルームと20のバスルームを含む、なんと60もの部屋が!メインエントランスは、らせん階段と吹き抜けのある壮大なホールになっており、訪れる者を圧倒します。
数々のリビング、応接室、ダイニングに加え、娯楽室や少人数での会食にぴったりの小さめのダイニングも。カジュアルなリビングには、アールデコ調のルーサイト(アクリル樹脂)装飾のバーカウンターがあるなど、贅を尽くした空間が広がっています。
著名なインテリアデザイナー、ピーター・マリノによる改修で、クラシックな雰囲気を残しつつもモダンな暮らしに合わせた空間に生まれ変わりました。
目を見張る庭園と絶景
邸宅の外観ももちろん豪華絢爛。造園家ベンジャミン・パーディが手掛けた庭園には、格式高いバラ園、野菜とハーブの庭園、そして熱帯植物園が広がっています。
さらに、18メートルのタイル張りのプールからは、ベルエアの絶景を一望!太平洋や近くの山並みを見渡せる部屋も多く、まさに夢のようなロケーションです。
現在の所有者と市場の動向
現在の所有者は、2023年に亡くなった投資家ゲーリー・ウィニック氏の未亡人、カレン・ウィニック氏。販売エージェントのジョシュ・フラッグ氏は、高級住宅市場の需要低下を反映した価格改定であるとコメントしています。
とはいえ、このような特別な邸宅を求める層は確かに存在します。次の幸運なオーナーは誰になるのでしょうか?
まとめ:唯一無二の邸宅「カーサ・エンカンターダ」
歴史と風格、そして最新の設備を兼ね備えた「カーサ・エンカンターダ」。唯一無二のこの邸宅で、新たな物語が始まるのを想像してみてください。
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