環七沿いのコンビニで強盗致傷事件を起こした男の素顔が徐々に明らかになってきました。顔にヘビのタトゥーが施された越前谷真将容疑者（49）は、11月15日、世田谷区のコンビニでパンやコーヒーなどを万引きし、店員に怪我を負わせた疑いで逮捕されました。常習的な万引きや奇行が近隣住民から報告されており、地域社会に不安が広がっています。
常習的な万引きと暴力行為
警視庁の発表によると、越前谷容疑者は11月15日正午頃、世田谷区の環七沿いにあるコンビニで商品を盗み、追いかけてきた男性店員に頭突きを複数回行い、左顔面打撲と皮下出血の怪我を負わせました。店員は14日間もの治療が必要となるほどの重傷を負ったとされています。
環七沿いのコンビニ
越前谷容疑者は21日に成城警察署から送検されました。送検時の映像では、顔の中心にヘビのタトゥーが施され、歯を半開きにして半笑いを浮かべる異様な姿が映し出されていました。
近隣住民からの証言：奇行とトラブルの日常
越前谷容疑者の自宅マンションの近隣住民からは、常習的な万引きに加え、奇行やトラブルが目立っていたとの証言が得られています。ある男性住民は、越前谷容疑者からたびたびタバコを要求され、断ると「お金がないんですよ～」とすり寄ってくるなど、不審な行動が目立ったと語っています。
また、別の住民は、越前谷容疑者の自宅に警察官が複数回訪れ、トラブルになっている場面を目撃したと証言しています。女性と一緒にいるところも目撃されているものの、常に挙動不審で呂律が回っていない様子だったとのことです。
SNSでの不可解なメッセージ
越前谷容疑者のものと思われるFacebookやX（旧Twitter）のアカウントには、「処方箋と、取り替えてほしい方はテレグラムで」といった意味深なメッセージが投稿されていることも明らかになっています。これらのメッセージの真意は不明ですが、薬物関連の疑惑も浮上しており、警察は捜査を進めています。
越前谷容疑者
今回の事件は、単なる万引き事件ではなく、常習的な犯罪行為と奇行が背景にある可能性が示唆されています。警察は、越前谷容疑者の余罪についても捜査を進めていく方針です。今後の捜査の進展が注目されます。
