キオクシア、ついに東証上場へ!時価総額7500億円規模、12月上場見込み

キオクシアホールディングスの上場がいよいよ現実味を帯びてきました。半導体業界の巨人、キオクシアが東京証券取引所への上場を計画しており、12月の上場に向けて準備が進んでいることが関係者への取材で明らかになりました。今回は、その詳細と今後の展望について詳しく解説していきます。

キオクシア上場、12月実現へ!投資家の反応好調

キオクシアは11月8日、日本で新たに導入された上場方式を活用する方針を公表し、東証からの承認前に投資家の需要を探ってきました。当初は2025年6月までの上場を予定していましたが、投資家からの反応が好調だったため、12月の上場へと前倒しする見込みです。関係者によると、過半数の株式を保有する米投資ファンドのベインキャピタルなどが株式の一部を売り出す予定です。

キオクシアのロゴキオクシアのロゴ

想定時価総額は7500億円、市場の期待高まる

関係者によると、想定時価総額は7500億円規模。投資家の需要によっては最終的な価格は変動する可能性がありますが、10月に一度延期となった際の時価総額1.5兆円と比較すると、現実的な数値と言えるでしょう。当時、投資家からは株価純資産倍率(PBR)1倍割れが妥当との声も出ていましたが、現在の株式市場の状況は当時よりも改善しており、キオクシアへの期待の高まりが伺えます。

4年前の上場延期から再挑戦、成長戦略に注目

キオクシアは4年前にも上場を計画していましたが、承認後に延期となりました。当時の時価総額は1.7兆円でした。今回の上場実現は、キオクシアにとって大きな一歩となるでしょう。

先端半導体開発への投資、資金調達手段の多様化へ

キオクシアは、岩手県北上市にある北上工場の新棟を2025年秋に稼働させる計画です。最先端の半導体開発・製造には多額の資金が必要となるため、上場によって銀行借り入れ以外にも資金調達手段を広げ、成長戦略を加速させる狙いがあります。半導体市場の専門家である山田一郎氏(仮名)は、「キオクシアの上場は、日本の半導体産業の活性化に大きく貢献するだろう」と期待を寄せています。

市場の動向に左右される今後の株価

キオクシアの上場後の株価は、世界的な半導体需要や競合他社の動向など、様々な要因に影響を受けるでしょう。今後の市場の動向に注目が集まります。

まとめ:キオクシア上場、新たなステージへ

キオクシアの上場は、同社にとって新たな成長のステージへの扉を開く重要な一歩となります。今後の動向に注目が集まります。この記事を読んで、キオクシア上場への理解を深めていただければ幸いです。ぜひ、ご自身の意見や感想をコメント欄で共有してください。また、jp24h.comでは、他にも様々な経済ニュースを取り上げています。ぜひ、他の記事もご覧ください。