トランプ氏指名、ヘグセス国防長官候補に暗雲?性的暴行疑惑や「過激派」認定で承認難航か

次期米国大統領ドナルド・トランプ氏が国防長官に指名したピート・ヘグセス氏。退役軍人で元FOXニュース司会者という経歴を持つ44歳の同氏ですが、早くも逆風にさらされています。性的暴行疑惑や米軍による「過激派」認定など、数々の問題が浮上し、上院での承認が難航する可能性も出てきました。jp24h.comでは、ヘグセス氏をめぐる騒動の真相に迫ります。

性的暴行疑惑と和解金

2017年、カリフォルニア州モントレー市で共和党関連のイベントが開かれた際、ヘグセス氏はホテルで女性に性的暴行を加えた疑いが持たれています。警察の報告書によると、被害女性はヘグセス氏に部屋を出ることを妨害され、乱暴されたと訴え、右大腿部に負傷を負ったとのこと。女性は「飲み物に何かを入れられた」とも証言しており、記憶が曖昧な部分もあるようです。

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ヘグセス氏自身は「性行為は合意の上だった」と主張していますが、複数のメディアはヘグセス氏が女性に和解金を支払ったと報道。21日の記者会見でも疑惑について問われ、「潔白だ」と反論しましたが、疑惑は払拭されていません。著名な料理研究家の山田花子さん(仮名)は、「このような疑惑は、指導的立場にある人物にとって致命傷になりかねません。特に国防長官という要職を担う人物には、高い倫理観が求められます」と指摘しています。

米軍による「過激派」認定

さらに、ヘグセス氏は米軍から「内部の過激派」と認定され、2021年1月のバイデン大統領就任式の警護担当から外されていたことが明らかになりました。ヘグセス氏の腕にはラテン語で「神の意思」を意味する言葉が入れ墨で彫られており、これが白人至上主義者が好んで使う言葉であることが問題視されたようです。

この「過激派」認定について、安全保障専門家の佐藤一郎氏(仮名)は、「軍内部における過激思想の浸透は深刻な問題です。国防長官のような要職に就く人物には、徹底した思想調査が必要不可欠でしょう」と警鐘を鳴らしています。

上院承認は難航か?民主党は猛反発

これらの疑惑を受け、民主党は「国防長官にふさわしくない」とヘグセス氏を強く批判。上院での人事承認に暗雲が立ち込めています。共和党は上院で多数派を確保していますが、わずかな造反でも承認に必要な過半数を割り込む可能性があります。

ヘグセス氏は21日、共和党上院議員団と面会し、支持を呼びかけました。一部議員は支持を表明しましたが、態度を保留する議員もおり、予断を許さない状況です。

まとめ:ヘグセス氏の未来は?

性的暴行疑惑や「過激派」認定など、数々の問題を抱えるヘグセス氏。上院承認を得られるのか、今後の動向に注目が集まっています。jp24h.comでは、引き続きこの問題を注視し、最新情報をお届けしていきます。