テレビ朝日の定例社長会見が26日、都内の同局本社で行われ、文芸春秋らを相手取った民事訴訟を取り下げたお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(61)について言及した。
篠塚社長が「裁判については当社からコメントする予定にない」と前置きした上で、西常務は今後の起用について「現在、予定はございません」とコメント。「吉本興業の幹部がお見えになり、本件の説明を受けた。今回の件に関するご報告と、お騒がせをしたというおわびがあった」と続けた。また局として今後起用の意思の有無を問われると、西常務は「今は、基本的に活動を休止しているので仮定の話でコメントはできない。企画内容に沿って現場がタレントに出演を打診することになる」と語った。
テレビ朝日では、活動休止前の松本がレギュラー出演する番組を制作しておらず、例年審査員を務めている年末の「M-1グランプリ」は系列であるABCによる制作となっている。