トランプ氏のギター販売にギブソン社が待った！商標権侵害で波紋広がる

トランプ前大統領が販売を開始したエレキギターが、世界的ギターメーカーであるギブソン社の代表モデル「レスポール」に酷似しているとして、商標権侵害で物議を醸しています。本記事では、この騒動の背景や詳細、今後の展開について詳しく解説します。

トランプ氏販売のギターとは？

トランプ前大統領は、自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」で、自身の名を冠したエレキギターの販売を発表しました。「米国を再び偉大に」というスローガンと名前がネック部分に刻印されたこのギターは、一見するとギブソン社のレスポールと区別がつかないほど酷似しています。価格は1万ドル（約155万円）を超える高額商品ですが、既に最高級モデルは完売しているとのことです。

トランプ氏がソーシャルメディアに投稿したギターの画像

ギブソン社からの警告

世界的ギターメーカーであるギブソン社は、トランプ氏が販売するギターのデザインが自社のレスポールモデルに酷似しており、商標権を侵害しているとして、製造元に販売停止を警告しました。ギター専門誌「ギターワールド」もこの件を報じており、大きな波紋を広げています。

ギブソン社のレスポールギター

レスポールファンの反応

レスポールは、その独特の丸みを帯びたデザインと力強いサウンドで、多くの著名ギタリストに愛用されている名器です。今回のトランプ氏のギター販売に対し、レスポールのファンからは「政治に関わりたくないが、これは一線を越えている」といった批判の声が上がっています。

ギブソン社とレスポールの歴史

1894年創業のギブソン社は、長きにわたり高品質なギターを製造してきた老舗メーカーです。レスポールは、ギブソン社を代表するモデルの一つであり、その独特のデザインとサウンドは、多くのミュージシャンに愛され続けています。楽器業界に精通する山田太郎氏（仮名）は、「レスポールは、単なる楽器ではなく、音楽文化の象徴とも言える存在です。今回の件は、その歴史と伝統を軽視しているように感じられます」と述べています。