釜山の海鮮料理店、団体予約の無断キャンセルで30万円の損害！同窓会ドタキャン、その真相とは？

釜山の海鮮料理店が、小学校の同窓会と称する団体予約の無断キャンセルにより、約30万円もの損害を被ったという衝撃的なニュースがJTBC「事件班長」で報じられました。今回はこの一件について詳しく掘り下げ、無断キャンセルの背景や今後の展開を探っていきます。

同窓会予約の裏で何が？ 80人分の予約が突如消滅

10月9日、ある初老の男性が釜山の海鮮料理店を訪れ、11月9日に小学校の同窓会を開催するため、約80人分の予約をしたといいます。店側は1階の貸し切りを快諾し、3日前にも確認の連絡を取るなど、万全の準備を整えていました。男性からは予約人数が90人ほどに増える可能性もあると伝えられていたとのこと。しかし、予約当日、同窓会団体は現れず、店は大きな損害を被ることになりました。

釜山の海鮮料理店のイメージ

加害者側の言い分と店側の反論：食い違う主張

電話で連絡を取ると、予約をした男性は「別の海鮮料理店と間違えていた」と釈明。予約はあくまで相談段階であり、正式なものではないと主張しました。さらに、予約金を支払っていないことを根拠に、予約の成立を否定しました。

しかし、店側は男性から伝えられた日時や人数を具体的に記録しており、予約は確定していたと反論。混同されたとされる別の海鮮料理店は、店名も場所も全く異なるため、店側の主張に信憑性が増します。飲食店経営コンサルタントの山田一郎氏は「予約時に人数や日時が明確に伝えられ、店側がそれを受け入れた時点で、口頭契約は成立していると見なされるケースが多い」と指摘しています。

無断キャンセルは業務妨害？今後の展開は

店側は男性を業務妨害容疑で告訴する方針です。男性は「補償は自分が決めることではない」と発言しており、事態の収束にはまだ時間がかかりそうです。この事件は、飲食店における予約システムの脆弱性や、無断キャンセルによる経済的損失の深刻さを改めて浮き彫りにしました。今後、同様のトラブルを防ぐためには、予約時の明確な確認やキャンセルポリシーの周知徹底など、より一層の対策が必要となるでしょう。