今年のふたご座流星群は見逃せない!年間最大の流星群と言われるほど多くの流星が見られるふたご座流星群。今年は12月14日未明が極大期と予想され、1時間あたり最大60個もの流星が見られるかもしれません。jp24h.comでは、観測のポイントからスマホでの撮影テクニックまで、ふたご座流星群を最大限に楽しむための情報を徹底解説します。
ふたご座流星群とは?いつ、どこで見える?
ふたご座流星群は、毎年12月4日から20日頃に出現する流星群で、三大流星群の一つに数えられます。今年は12月14日の未明が極大期と予想されており、天候が良ければ多くの流星を観測できる絶好のチャンスです。国立天文台によると、観測に適した時間帯は午後9時頃から明け方まで。特に午前2時頃には放射点が天頂に位置するため、まるで星空から流星が降り注いでくるような光景を目にすることができるでしょう。
ふたご座流星群のイメージ
ふたご座を見つける方法
ふたご座流星群の放射点を見つけることは、より多くの流星を見つけるための重要なポイントです。
まずは冬の星座の代表格、オリオン座を探しましょう。オリオン座の左側に位置するのがふたご座です。
冬の大三角(ペテルギウス、プロキオン、シリウス)を目印にするのも良いでしょう。冬の大三角の左側にふたご座があります。
放射点が見つからなくても大丈夫!空全体を広く見渡すように観察することで、多くの流星を捉えることができます。
観測・撮影のポイントとコツ
観測のポイント
- 暗闇に目を慣らす:少なくとも15分は暗闇の中で目を慣らしましょう。
- 快適な姿勢を確保:椅子や寝袋などを用意すると、長時間快適に観測できます。
- 防寒対策:冬の夜は冷え込みます。暖かい服装で臨みましょう。
- トイレ対策:事前に済ませておくことをおすすめします。
カメラ撮影のコツ
- 設定:絞りは開放、ISO感度は1600~3200、シャッタースピードは15~30秒程度がおすすめです。
- 連写・インターバル撮影:流星は一瞬で消えてしまうため、連写やインターバル撮影でチャンスを広げましょう。
スマホで流星を撮影する方法
近年ではスマートフォンのカメラ性能も向上し、流星撮影も可能になりました。
- 三脚とホルダー:手ブレを防ぐために必須です。
- 動画撮影:動画撮影に挑戦する場合は、バッテリーの消耗が激しいので、充電済みのモバイルバッテリーを用意し、スマホの空き容量も確保しておきましょう。
- 星空撮影アプリ:iPhone、Android共に星空撮影用のアプリが多数あります。有料のものもありますが、自分に合ったアプリを探しておくと便利です。
スマホ撮影の3つのポイント
有名写真家、星野輝氏(仮名)は、「スマホで流星群を撮影する際は、(1)固定、(2)長時間露光、(3)アプリ活用、この3つが重要です。」と語っています。
星空撮影アプリの例
まとめ
ふたご座流星群は、一年で最も多くの流星が見られるチャンスです。事前の準備をしっかり行い、壮大な天体ショーを楽しみましょう!ぜひ暖かい服装で、夜空を見上げてみてください。そして、あなたの観測体験をコメント欄で共有してください!他の天文イベント情報もjp24h.comでチェックしてみてくださいね。