「あんたたち、私より前に出たらダメよ」ソ連兵の性暴力の「盾」になった、遊郭出身の若い女性 #戦争の記憶


【写真を見る】消えた“身代わりの女性”――地獄のようだった北緯38度線超え

リュックを背負い、ぞろぞろとプラットホームへ…

 いくつかの集落を歩き、また列車に乗り、北緯38度線の少し北に位置する鉄原(チョロン)で列車を降りた。神崎らは徒歩で南北の境を流れる川を目指した。夜中を待って、川に辿り着くと川岸には、4〜5艘の小さな船が繋がれていた。1艘当たりにおよそ10人が乗って、朝鮮人船頭に身を委ね、対岸に着くとピストン輸送を繰り返した。



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