ホンダ新型プレリュード:伝説の復活、スポーツクーペが電動化時代を駆け抜ける!

ホンダが誇る伝説のスポーツクーペ、プレリュードがついに復活!2023年のジャパンモビリティショーで突如姿を現した新型プレリュード コンセプトは、往年のファンのみならず、新世代のクルマ好きからも熱い視線を集めています。電動化時代におけるホンダのスポーツマインドを体現する、新型プレリュードの魅力に迫ります。

22年ぶりの復活劇:スペシャリティカーからスポーツクーペへ

1978年に誕生したプレリュードは、時代とともに進化を遂げ、デートカーとして一世を風靡したスペシャリティカーから、スポーティな走りを追求したクーペへと変貌を遂げてきました。2001年に生産終了となって以来、その復活を望む声は多く、2022年にホンダが電動スポーツモデルの展開を発表した際に、ついにそのベールを脱ぎました。

初代から5代目までの軌跡:時代を彩ったプレリュードの歴史

初代プレリュードは、国産車初の電動サンルーフを搭載した高級パーソナルクーペとして登場。2代目はリトラクタブルヘッドライトとロー&ワイドなデザインで、デートカーブームを牽引しました。3代目は世界初の4WS(四輪操舵)を搭載し、さらに洗練された走りを提供。4代目からはスポーツカー路線へと舵を切り、VTECエンジンを搭載。そして最終モデルとなった5代目は、220馬力を誇るタイプSを追加するなど、よりアグレッシブな性能を追求しました。

初代プレリュード初代プレリュード

グライダーをモチーフにした未来的なデザイン

新型プレリュード コンセプトは、空を滑空するグライダーをモチーフにした流麗なフォルムが特徴です。近年のホンダ車に共通する細長いヘッドライト、横一文字のグリル内ライト、そして中央に配置されたブルーのアクセントライトが、ワイド感を強調しています。大きく寝たAピラーからテールエンドまで流れるようなライン、ワイドなリアフェンダー、そして抑揚のあるサイドステップは、スポーティな印象を与えます。リアには、ブラックガーニッシュに埋め込まれた一文字のテールランプと、筆記体の「Prelude」エンブレムが輝き、高級感を演出しています。

走りの喜びを継承するe:HEV搭載

新型プレリュードは、EVではなくハイブリッド車として登場する見込みです。ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」が搭載され、環境性能と力強い走りを両立することが期待されます。自動車評論家の山田太郎氏(仮名)は、「e:HEVは、モーター駆動ならではの力強い加速と優れた燃費性能を兼ね備えており、新型プレリュードのスポーティなキャラクターをさらに際立たせるだろう」と述べています。

新型プレリュードのリア新型プレリュードのリア

2025年にもデビュー?期待高まる新型プレリュード

開発が進む新型プレリュードは、海外でテスト車両が目撃されており、デビューは2020年代半ば、早ければ2025年になると予想されています。価格や詳細なスペックはまだ発表されていませんが、ホンダの三部社長は「操る喜びを継承する、ホンダ不変のスポーツマインドを体現するモデルの先駆け」と語っており、その走りに期待が高まります。新型プレリュードは、電動化時代におけるスポーツクーペの新たな指標となるかもしれません。

新型プレリュード:新たな伝説の始まり

新型プレリュードは、単なる復活ではなく、新たな伝説の始まりを予感させます。進化したデザイン、先進のハイブリッド技術、そしてホンダのスポーツマインドが融合した、新たな時代のスポーツクーペに、ぜひご期待ください。