パチンコファン待望の「ラッキートリガー」搭載機が、業界に新たな風を吹き込んでいます。かつて一世を風靡した「MAXタイプ」を彷彿とさせる出玉性能で、パチンコ人気復活の起爆剤となるか、期待が高まっています。
ラッキートリガーとは?射幸性と出玉性能の新たなバランス
ラッキートリガーとは、一時的に大量出玉が期待できる特別な機能です。2024年3月に初登場し、従来の機種とは異なる出玉性能で注目を集めています。従来機種ではRUSH時の期待獲得出玉は初回を除き6400個未満でしたが、ラッキートリガー状態では9600個未満まで増加。全体的な出玉規制は変わらないものの、一撃の爆発力を秘めた仕様となっています。
ラッキートリガー搭載機イメージ
ラッキートリガー搭載の条件として、大当たり確率1/200程度のライトミドルタイプや、さらに確率の高い甘デジが基本となっています。一見、射幸性を抑えた機種に搭載される機能と思われがちですが、実態は異なるようです。パチンコ事情に精通するジャーナリスト、藤井夏樹氏の見解を伺いました。
MAXタイプ復活!?「e蒼天の拳 羅龍」「e閃乱カグラ」に期待大
「現在話題のラッキートリガー搭載機は、実質の大当たり確率が1/399程度、もしくはそれ以下の機種が多い。通常のRUSH状態がそのままラッキートリガー状態となっており、初当たり確率は低く設定される一方、RUSH(=ラッキートリガー)の出玉性能は非常に高いのが特徴です。」
藤井氏が具体例として挙げたのは、2025年2月導入予定のスマートパチンコ「e蒼天の拳 羅龍」と「e閃乱カグラ」。これらの機種は、かつて射幸性の高さから姿を消した「MAXタイプ」に近いスペックを備えているといいます。2015年11月のルール変更以降、姿を消したMAXタイプ。その再来を予感させるラッキートリガー搭載機に、多くのパチンコファンが熱い視線を送っています。
e蒼天の拳 羅龍 スペック
パチンコ業界の未来を担うか?
ラッキートリガー搭載機の登場は、パチンコ業界に新たな可能性をもたらしました。高い出玉性能と射幸性のバランス、そしてMAXタイプの再来を予感させるスペックは、多くのプレイヤーの心を掴むでしょう。今後の展開に注目が集まります。