華やかな衣装とウィットに富んだトークで観客を魅了するドラァグクイーン、ドリアン・ロロブリジーダ。Netflixの人気恋愛リアリティ番組『ボーイフレンド』のMC、ドラマ『Shrink』でのバーテン役、そして音楽ユニット『八方不美人』でのDIVAとしての活躍など、マルチな才能で注目を集めています。結婚も発表し、公私ともに充実した日々を送る彼のこれまでの道のり、そしてその素顔に迫ります。
深川育ちの少年時代:歌と踊りを愛した目立ちたがり屋
altドリアン・ロロブリジーダ
1984年12月24日、東京・深川に生まれた大竹正輝(ドリアン・ロロブリジーダの本名)。幼少期から歌や踊りが大好きで、兄のお遊戯会の衣装を着て家族の前でミニコンサートを開いていたという、生粋のエンターテイナーでした。6歳上と3歳上の兄がいる三男として、賑やかな家庭で育ちました。兄の証言によると、幼い頃から兄弟の中でダントツの目立ちたがり屋だったとのこと。
香港での生活と自己表現の芽生え
小学校3年生から5年生まで、父親の仕事の関係で香港に移住。この頃からオネエ的な仕草をするようになったドリアンですが、彼自身は「面白いからそうしていただけ」と語り、特に深い意味はなかったようです。香港から帰国後、中学生になると吹奏楽部でテナーサックスを担当。持ち前の明るさと社交性で、学校生活も満喫していたといいます。
ドラァグクイーンとしての開花と多方面での活躍
alt華やかなステージ衣装のドリアン・ロロブリジーダ
ドラァグクイーンとしての活動は、彼の人生に大きな転機をもたらしました。「ドリアン・ロロブリジーダ」という華麗な名前で、ステージ上では圧倒的な存在感を放ちます。しかし、普段の彼は飾らない自然体。メイクを落とした姿でのテレビ出演や俳優活動など、その活躍の場は多岐に渡ります。
自己肯定感の高さの秘訣:母親からの愛情
ドリアンの明るさやポジティブ思考、そして高い自己肯定感は、母親の影響が大きいといいます。「怒られたことはたくさんあるけれど、いつも肯定してくれた」と語るドリアン。彼の人格形成に、母親の愛情が大きな役割を果たしたことは間違いありません。
常に進化し続けるエンターテイナー
「女装をしても、男性の姿でも、自分の中では何も変わらない」と語るドリアン。彼にとってドラァグクイーンはあくまでも表現方法の一つであり、その根底にあるのは常に自分自身。これからも様々な形で私たちを楽しませてくれるであろう、彼の今後の活躍に期待が高まります。
まとめ:多様な才能で輝く未来
深川で育った少年が、香港での生活を経て、ドラァグクイーンとして、そしてマルチタレントとして花開くまでの道のり。常に前向きで、自分らしく輝き続けるドリアン・ロロブリジーダ。彼の挑戦はこれからも続いていきます。