「まずい」と敬遠されがちな猪、ボラ、ヒイラギ。でも、実は調理法次第で絶品料理に大変身するんです!今回は、これらの食材の魅力を余すことなくご紹介します。美味しい食べ方を知れば、あなたもきっとこれらの食材の虜になるはず!
猪:ジビエ料理の王様!下処理と調理法で臭みを撃退!
猪肉は、独特の臭みと固さが敬遠されることもありますが、適切な下処理と調理法で驚くほど美味しくなります。猟師の熟練の技で血抜きと内臓処理を完璧に行えば、臭みの原因をほぼ取り除くことができます。新鮮な猪肉は、まるでロゼワインのような美しい色合い。
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大型の圧力鍋でじっくり煮込めば、とろけるように柔らかく、旨みが凝縮された絶品カレーに。豚汁ならぬ「猪汁」も、滋味深く体の芯から温まる逸品です。牛肉や豚肉とは一味違う、野趣あふれる猪肉料理をぜひお試しください。
ボラ:鮮度が命!釣ってすぐの下処理で臭みをシャットアウト!
ボラの真子(卵)から作るカラスミは高級珍味として知られていますが、実は身も絶品!新鮮なボラを釣ってすぐ下処理することで、臭みを抑え、タイやスズキにも負けない美味しさに。
釣りたてのボラは、頭と内臓を取り除き、血抜きを徹底的に行うことが重要です。外洋で釣れたボラは、もともと臭みが少ないため、刺身や漬け丼で美味しくいただけます。
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ボラの漬け、サーモンの刺身、刻みのり、ネギ、ゴマを酢飯に乗せた特製丼は、まさに至福の味わい。かつてボラがタイの代用として使われていたという話も納得の美味しさです。
ヒイラギ:小魚ながら侮るなかれ!ムニエルで絶品フレンチ!
釣り人には嫌われがちなヒイラギ。鋭いヒレとぬめりで扱いにくいため、釣れても捨てられることが多い魚ですが、実はムニエルにすると絶品!
塩で洗ってぬめりを取り除き、頭と内臓を取り除いたら、小麦粉をまぶしてバターとニンニクでソテー。最後に醤油をたらせば、まるでフレンチレストランのような高級感あふれる一品に。
小さくて骨が多いヒイラギですが、その手間を惜しまなければ、忘れられない美味しさに出会えます。
「食わず嫌い」という言葉があるように、先入観で敬遠していた食材にも、実は隠れた魅力が眠っているかもしれません。今回ご紹介した猪、ボラ、ヒイラギは、まさにその代表格。正しい調理法で、これらの食材の真の美味しさを発見してみてはいかがでしょうか?