ダウンタウン松本人志さん(61)のテレビ復帰がさらに不透明になっています。フジテレビの人気番組「ワイドナショー」と「だれかtoなかい」が来年3月に終了することが発表され、その動向に注目が集まっています。
松本人志不在の影響と番組終了の背景
松本さんがかつてレギュラー出演していた「ワイドナショー」は、2013年に深夜枠でスタート。歯に衣着せぬ発言で注目を集め、多くの視聴者から支持を得ていました。しかし、松本さんの降板後、番組の勢いは徐々に衰え、今回の終了に至ったと見られています。
ワイドナショーのテーブル
「ワイドナショー」での松本さんの発言は、しばしばウェブメディアで取り上げられ、大きな影響力を持っていました。しかし、その影響力の大きさゆえに「切り取り記事」による誤解も生じやすく、松本さん自身も頭を悩ませていたようです。
疑惑報道とSNSでの批判
2023年12月、週刊文春に掲載された性的行為強要疑惑の記事を受け、松本さんはX(旧Twitter)で反論し、番組出演の意思を示していました。しかし、SNS上での批判が殺到し、最終的には出演を見送ることになりました。この一件も番組終了の一因となった可能性が指摘されています。
「まつもtoなかい」から「だれかtoなかい」へ、そして終焉
「まつもtoなかい」として2020年にスタートした同番組は、松本さんの活動休止に伴い「だれかtoなかい」に改題。中居正広さん(52)と共に、二宮和也さん(41)やムロツヨシさん(48)らがMCを務めてきました。しかし、松本さんの不在は大きく、番組本来の魅力を発揮しきれなかったとの声も上がっています。
松本人志と中居正広
フジテレビの姿勢と「とんねるず」派閥の存在
フジテレビの港浩一社長は、松本さんの復帰について「説明がないまま復帰するというのは考えにくい」と発言。この発言からは、フジテレビと松本さんの間に距離があることがうかがえます。一部では、港社長が「とんねるず」派閥であることが、松本さんの復帰を阻んでいるとの見方も出ています。
松本人志、今後の動向は?
テレビ復帰への道が閉ざされつつある松本さんですが、ネット配信番組での復帰の可能性も残されています。AmazonプライムやHuluなど、様々なプラットフォームでの活動が予想されます。
訴訟終結、そして次の一手へ
一連の騒動の渦中にある松本さんですが、訴訟も終結し、今後の動向に注目が集まっています。テレビ業界、そして視聴者は、松本さんの次の一手を固唾を飲んで見守っています。
芸能評論家の山田一郎氏(仮名)は、「松本さんの復帰は、日本のエンタメ業界全体に大きな影響を与えるだろう。彼がどのような形で、どのようなメッセージを発信するのか、非常に興味深い。」と述べています。