人気YouTuberチャンネル「サニージャーニー」をご存知でしょうか? 登録者数21万人を超えるこのチャンネルは、夫婦で世界を旅する様子を発信していましたが、妻のみずきさんがステージ4の膵臓がんを公表したことで、より多くの人々の心を掴むようになりました。闘病の様子や日々の生活をありのままに伝える姿に、勇気をもらったという声も少なくありません。しかし、そんな彼らに悲劇が襲いかかりました。
アンチによる執拗な嫌がらせと住所特定
12月13日、サニージャーニーは新たな動画を公開し、アンチによる住所特定を受け、転居を余儀なくされたことを告白しました。当初は旅動画を投稿していましたが、2022年11月にみずきさんの膵臓がんステージ4が発覚。手術と抗がん剤治療で一度はがん細胞が消えたものの、12月に再発が判明し、再び治療に専念することを発表した矢先の出来事でした。
alt サニージャーニー夫婦のこうへいさんとみずきさん。深刻な表情でカメラを見つめている。
「アンチの人たちに住所を特定され、ネットにさらされて、安全じゃないと感じたので引っ越しました」と、こうへいさんは深刻な面持ちで語りました。驚くべきことに、彼らの転居先までもアンチに把握されていたといいます。
執念深いアンチの手口と悪質な嫌がらせの数々
こうへいさんは、アンチがどのようにして転居先を特定したのかを推測。「賃貸物件の情報は『この家、売りに出されている』といった情報がネットに出回ることがあります。僕らの家にずっと着目していれば、空いたタイミングで引っ越すことが分かるんです」と、その執念深さに驚きを隠せない様子でした。
「アンチはそういう人たちなんです。ヤバすぎないですか? 開いた口がふさがらない。犯罪してもいいと思っている人たち」と、こうへいさんは怒りを露わにしました。「アンチは無視すればいい」という意見もあるものの、「こういう人たちなんです。無視できないじゃないですか」と、彼らの悪質な嫌がらせに困惑を吐露。みずきさんも「信じられないよね」と、呆れた表情を見せていました。
周囲にも被害が及んだことや、アンチから受けた数々の嫌がらせについても言及。「働けってよく言われるんですけど、それこそ働けよ、ちゃんと」と、声を荒らげる場面もありました。
今後の活動とプライバシー保護への決意
今後の動画撮影はキャンピングカーの中だけで行い、自宅を映すことは一切やめるといいます。有名料理研究家のAさんは、「プライバシーの保護はYouTuberにとって非常に重要な課題です。特に、病気と闘っている方にとっては、安心して療養できる環境が不可欠です。」と述べています。
安全な環境で治療に専念するため、そして、これ以上の被害を防ぐためにも、プライバシー保護は最優先事項となるでしょう。
困難を乗り越え、前向きに進むサニージャーニー
度重なる困難にも負けず、前向きに歩みを進めるサニージャーニー。彼らの勇気と強さに、多くの人々が心を動かされています。
「サニージャーニー」の今後の活動に注目が集まります。困難な状況の中でも、笑顔を絶やさず、自分たちのペースで発信を続ける彼らの姿に、これからもエールを送り続けたいと思います。