【年末大掃除の落とし穴】絶対に最初に片付けてはいけない3つの場所とは?

年末の大掃除、気合を入れて始めたら逆に部屋が散らかってしまった…そんな経験はありませんか? jp24h.comでは、1万軒以上のお宅を片付けたプロ、二見文直氏(登録者数16万人の人気YouTube「イーブイ片付けチャンネル」運営者、『1万軒以上片づけたプロが伝えたい 捨てるコツ』著者)のアドバイスをもとに、大掃除で最初に片付けてはいけない3つのNG場所とその理由を解説します。

片付けの順番を間違えると家が散らかる!?

年末年始に多い相談の一つが、「大掃除で片付けを始めたら、前より散らかってしまった」というもの。実は、片付けの順番を間違えると、せっかくの努力が逆効果になってしまうのです。多くの人が、片付け=整理・収納と考えてしまいがちですが、プロの視点から見ると、片付けの第一歩は「捨てる」こと。

片付けの鉄則:捨てる→空間を作る→整理・収納

二見氏によると、1万軒以上もの家を片付けてきたプロでも、「捨てずに片付ける」ことは不可能とのこと。まず不要なものを処分し、空間を作ることから始めます。つまり、片付けの正しい順番は「減らす→空間を作る→整理・収納する」。整理・収納は最後のステップなのです。

整理収納のイメージ整理収納のイメージ

いきなりクローゼットや引き出しの整理はNG!

収納スペースから全ての物を出して、減らすことなく整理しようとすると、どうしても入りきらなくなり、床や家具の上に積み重なっていきます。そして、ちょっとしたことで崩れて「汚部屋」状態に…。 ゴミ袋をスムーズに運び出せる動線を確保することも重要です。

じゃあ、どこから片付けるべき?

「捨てる」が先だと理解すれば、最初にやるべきことはゴミ出しのための動線作り。つまり、玄関や廊下など、ゴミ袋をスムーズに運び出せる経路を確保することです。では、大掃除の最初に片付けてはいけない3つのNG場所とは、一体どこなのでしょうか?

NG場所1:クローゼット

多くの人が、洋服から整理を始めがちですが、実はこれはNG。洋服は思い入れが強く、捨てるのが難しいアイテム。判断に時間がかかり、疲れて挫折してしまう原因になります。「もったいない」精神が強い日本人にとって、洋服の整理は難関です。衣替えのシーズンにまとめて行う方が効率的です。

NG場所2:思い出の品

写真や手紙など、思い出の品も最初に手を付けるべきではありません。一つ一つに思い出が詰まっており、選別に時間がかかります。感情的になりやすく、作業が中断してしまう可能性も。まずは、客観的に判断できる場所から始めるのがおすすめです。

NG場所3:キッチン

キッチンは、食品や調理器具など、様々な物が混在している場所。使用頻度や賞味期限などを考慮しながら整理する必要があり、時間も労力もかかります。他の場所である程度片付けに慣れてから、キッチンに取り組む方がスムーズです。

まずは「捨てる」ことから!

大掃除を成功させるには、「捨てる」ことから始めるのが鉄則。最初に片付ける場所を carefully 選び、効率的に進めていきましょう。まずは小さなスペースから成功体験を積み重ね、モチベーションを維持することが大切です。jp24h.comでは、他にも役立つ片付け情報を発信しています。ぜひチェックしてみてください!

まとめ:大掃除は計画的に!

年末の大掃除は、計画的に進めることが大切です。最初に片付ける場所を間違えると、かえって散らかってしまうことも。今回ご紹介したNG場所を参考に、スムーズな大掃除を実現してください。