ステージ4膀胱がんからの生還:免疫療法「アベルマブ」体験記 – jp24h.com

がんとの共存、それは絶望ではなく希望への挑戦です。ジャーナリストの山田稔氏(64)は、2024年春に膀胱がんステージ4、肺転移と診断されました。抗がん剤治療を経て、新たな一歩として免疫療法「アベルマブ療法」を選択。今回は、その体験を詳しくお伝えします。

免疫療法「アベルマブ」との出会い

全身化学療法「GCarbo療法」で肺の腫瘍が縮小した後、山田氏は主治医との相談を経て、7月から免疫療法「アベルマブ療法」を開始しました。アベルマブは、免疫チェックポイント阻害薬と呼ばれる薬の一種。体内の免疫細胞(T細胞)の働きを阻害するがん細胞の物質(PD-L1)の働きを抑え、がん細胞への攻撃力を高めることで、腫瘍の増殖を抑制する効果が期待できます。

初めてのアベルマブ投与 – 緊張と安堵

初回投与は7月中旬、2泊3日の入院で行われました。窓際の明るい病室で、ベテラン看護師のサポートを受けながら、山田氏は新たな治療への期待と不安を抱えていました。

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初日は血液検査とレントゲン撮影。順調に進み、夕食後にはコーヒーを飲みながらリラックスした時間を過ごしました。

アレルギー対策と投与の流れ

翌朝、体調も良く、朝食もしっかりと摂ることができました。10時半、いよいよアベルマブ投与開始。まず、アレルギー予防薬としてレスタミンコーワ錠を服用し、続いてアセリオを点滴。その後、1時間かけてバベンチオ(アベルマブ)を投与し、最後に生理食塩液で洗い流しました。幸い、投与中は副作用やアレルギー反応もなく、スムーズに終了しました。

投与後はちょうどお昼の時間。この日は、だしが効いた美味しいかしわそばを完食。心身ともに満たされたひとときでした。

免疫療法の効果と今後の展望

山田氏のケースのように、免疫療法はがん治療において重要な役割を果たしています。がんの種類や進行度、患者さんの状態によって効果は異なりますが、副作用が少ないというメリットも注目されています。免疫療法に関する情報は日々更新されており、医療機関や専門家からの情報収集も重要です。

免疫療法を検討する方へのメッセージ

がん治療は長く、辛い道のりです。しかし、諦めずに治療を続けることで、希望が見えてくることもあります。山田氏のように、積極的に治療に取り組み、前向きな気持ちで過ごすことが大切です。

この体験記が、がんと闘う方々、そしてご家族の支えとなることを願っています。jp24h.comでは、今後も様々な健康情報をお届けしていきます。ぜひ、サイトを訪れて、最新の情報をご確認ください。