俳優の毬谷友子さんが、献体の扱いをめぐる騒動に言及し、献体をしない意思を固めたことを明かした。
■「ご遺体に対する侮辱的な言葉」
発端となったのは、美容外科「東京美容外科」の医師である黒田あいみ氏が2024年12月2日にブログで、グアムでの解剖研修を報告したこと。その際、「頭部がたくさんあるよ」などと書き、献体を前にしてピースサインをした写真などを投稿していた。
その後、ブログは削除され、黒田氏や東京美容外科の統括院長である麻生泰氏もSNSで謝罪したものの、大きな波紋を広げている。
そんな中、毬谷さんはXで、黒田氏が解剖実習に関するインタビューに答えている動画をシェアした。動画では「実習や講義で特に印象に残った出来事はありますか?」と聞かれた黒田医師が「私のご遺体様が結構脂肪がいっぱいあって展開が難しいですけど、うまく走行(血管神経等)を見れたので。もうちょっとこれから半分以上あるので頑張らないとですけど、楽しくやってます」と笑いながら答えていた。
この発言に対し、毬谷さんは「ご遺体に対する侮辱的な言葉」と厳しく批判した。
また、「少なくとも私は、絶対に献体はしないと本気で決めました」と宣言し、「死んで尚、ピースで記念写真撮られたり、脂肪が多い なんて絶対に言われたくないです」と非難していた。
この毬谷さんの投稿を受けて、
「どうしてこんなに楽しそうに話せるのか理解不能」
「楽しくやって良い事ではないよね」
という声が集まっていた。