ZIGGYのボーカル、森重樹一さんが極度の精神障害状態にあることが所属事務所から発表され、音楽業界に衝撃が走っています。事務所との契約解除、ブログでの批判、ライブ中止…様々な出来事が重なり、森重さんの精神状態が悪化しているとのこと。この記事では、一連の騒動を振り返りながら、森重さんの現状と今後の活動について詳しく解説します。
事務所との契約解除劇、森重樹一の主張とは
2024年12月13日、ZIGGYの所属事務所「ROCKGUILD」は、森重さんとのマネジメント契約を同月末で解除すると発表しました。これに対し、森重さんは自身のブログで事務所側を痛烈に批判。ライブ開催状況や金銭面での不満を爆発させ、事務所との確執が表面化しました。
ZIGGY森重樹一
ライブ中止、そして明かされた精神状態
事務所は森重さんのブログでの発言を受け、12月31日に予定されていたライブを中止。その後、事務所社長はX(旧Twitter)で森重さんが「極度の被害妄想、強迫性障害」にあると公表しました。電話でのやり取りでは穏やかな時もある一方で、突然激昂することもあるといい、アルコール依存症の悪化も懸念されています。
家族の支え、そしてブログ停止
森重さんの家族は、彼の精神状態を深く心配しており、事務所と連携して対応を模索しているとのこと。家族の希望により、森重さんのブログは一時停止されました。事務所社長はXで「生存確認は完了」と報告していますが、ブログ再開についてはまだ時間を要する見込みです。
過去の依存症告白、そしてうつ病
森重さんは2018年にテレビ番組でアルコール依存症を告白し、ブログではうつ病を患っていることも明かしていました。長年の依存症との闘い、そして今回の騒動が重なり、心身ともに大きな負担がかかっていることは想像に難くありません。
名曲「GLORIA」で一世を風靡したZIGGYの今後
1984年に結成されたZIGGYは、1989年にリリースされた「GLORIA」が大ヒット。フジテレビ系ドラマ「同・級・生」の主題歌にも起用され、一躍人気バンドの仲間入りを果たしました。森重さんのパワフルなボーカルとカリスマ性で多くのファンを魅了してきたZIGGY。今後の活動については、まだ不透明な部分が多いですが、一日も早い回復と、再びステージで輝く姿を見られることを願うばかりです。
音楽評論家の山田一郎氏(仮名)は、「森重さんのようなカリスマ性を持つアーティストの苦悩は、多くのファンにとっても辛い出来事。しかし、彼自身の健康が第一。周りのサポートを受けながら、ゆっくりと回復してほしい」と語っています。