六代目山口組幹部、稲川会会長誕生祝いに電撃訪問!両組織の結束強化か?

六本木の喧騒の中、12月19日、稲川会本部ビル前に緊張感が走りました。午前10時過ぎ、黒塗りの高級車が次々と到着。黒スーツ姿の稲川会幹部たちが寒空の下、出迎える様子は異様な雰囲気を醸し出していました。警視庁の捜査員も警戒にあたる中、72歳を迎えた内堀和也会長の到着を待ちわびていました。

稲川会、新体制強化へ

altalt10月下旬に大規模な盃儀式を行い、3人の新直参を迎えた稲川会。実力者を積極的に登用する伝統を持つこの組織は、今回の合同盃儀式も将来を見据えた戦略的行動と見られています。ヤクザ事情に詳しいジャーナリストA氏は、「稲川会は、傘下組織の実力者を直参に登用することで組織の結束を強め、将来の世代交代に備えている」と分析しています。

サプライズ!六代目山口組幹部が登場

内堀会長到着から30分後、再び本部前が騒然となりました。今度は、六代目山口組の竹内照明若頭補佐(64)が姿を現したのです。厳しい表情で稲川会幹部らの出迎えを受け、本部ビルへと入っていきました。分裂抗争下の六代目山口組幹部が、他団体を訪問した真の目的とは一体何だったのでしょうか?

誕生祝いの席で結束を誓う

altalt実はこの日、内堀会長の誕生祝いが行われていたのです。竹内若頭補佐は、六代目山口組を代表して祝いの席に参加。手土産には、松坂牛のステーキとすき焼き弁当を持参したという情報もあります。ジャーナリストA氏は、「関係の深い組織の祝い事に、幹部を派遣するのはヤクザ社会における礼儀。特に、分裂抗争中の六代目山口組にとっては、他団体との関係強化が重要になっている」と指摘しています。

両組織の思惑

20分後、内堀会長と竹内若頭補佐は揃って本部ビルから出てきました。通常は別々の車で移動し、その後昼食を共にすることが多いそうですが、今回は最初から同じ車に乗り込みました。「途切れさせたくない話があったのではないか」とジャーナリストA氏は推測しています。新体制を推し進める稲川会と、分裂抗争10年目に突入した六代目山口組。今回の誕生祝いは、両組織にとって結束を深める貴重な機会となったようです。

この電撃訪問は、今後のヤクザ社会の勢力図にどのような影響を与えるのか、注目が集まっています。