M-1グランプリ2024、令和ロマンの史上初の二連覇という劇的な結末とともに、審査員の採点にも注目が集まりました。特に、女性審査員として唯一参加した海原ともこ氏の採点基準に、賛否両論が巻き起こっているようです。関西では絶大な人気を誇るやすよともこ。ともこ氏の審査に対する反応の違いから、関西圏とそれ以外での彼女たちの知名度の差が浮き彫りになりました。今回は、ともこ氏の審査をめぐる議論と、関西におけるやすよともこの存在感について深掘りします。
海原ともこ氏のM-1審査、その特徴とは?
令和ロマンに97点の高得点をつけたともこ氏。トップバッターへの高採点は、他の審査員とは一線を画すものでした。「後の人のことは考えてない。1回1回なんで」というコメントからも、彼女の採点基準が垣間見えます。 ヤーレンズへの「もっとしょうもないのが見たかった」というコメントや、「漫才の作りはよくわからないけどめっちゃ面白かった」といった発言も、ともこ氏らしい率直な感想と言えるでしょう。他の審査員が技術面や構成に焦点を当てる中で、ともこ氏の視聴者目線での評価は際立っていました。
alt=M-1グランプリ2024の審査員席に座る海原ともこ氏
SNS上では、「審査員に向いてない」「採点が適当」といった批判的な意見も見られました。漫才評論家の山田一郎氏(仮名)は、「技術的な視点が欠けている」と指摘しています。一方で、「一般視聴者の感覚に近い」という肯定的な意見も存在します。 ともこ氏への評価の分かれ目は、審査基準に対する認識の違いと言えるでしょう。
関西で絶大な人気を誇る「やすよともこ」とは?
関西では知らない人がいないと言われるほどの人気と知名度を誇る、海原やすよともこ。ともこ氏への批判に対しては、関西圏の住民を中心に擁護の声が多く上がっています。「やすともは関西若手芸人の母親のような存在」「姉妹で話しているだけで面白い天才漫才師」といった意見からも、彼女たちへの深い愛情と尊敬が伺えます。
alt=関西で人気のお笑いコンビ、海原やすよともこ
漫才界の名門一家に生まれたやすよともこは、30年以上ものキャリアを持つ実力派コンビ。数々の漫才コンクールでの受賞歴に加え、なんばグランド花月での大トリ抜擢など、その実力は折り紙付きです。
やすともの影響力:テレビ番組からショッピングモールまで
やすよともこは、関西を中心に多数のレギュラー番組に出演しています。特に、関西地方のショッピングモールでロケを行う「やすとものどこいこ!?」は、若手芸人との交流や、彼女たちの飾らない人柄が垣間見える人気番組です。番組で紹介された商品はすぐに売り切れるなど、その影響力は絶大です。
漫才師としての才能だけでなく、人間的な魅力も兼ね備えたやすよともこ。彼女たちの温かい人柄は、多くの芸人や視聴者から愛されています。芸能リポーターの田中花子氏(仮名)は、「やすともの存在は関西のお笑い界にとって欠かせない」と語っています。
まとめ:ともこ氏のM-1審査は”関西流”?
海原ともこ氏のM-1審査に対する反応は、関西とそれ以外で大きく異なっていました。これは、やすよともこの関西における絶大な人気と影響力を示すものでもあると言えるでしょう。ともこ氏の採点基準は、技術的な分析よりも、観客としての素直な感情を重視した”関西流”なのかもしれません。 M-1グランプリという全国的な舞台での審査は、ともこ氏にとって新たな挑戦だったと言えるでしょう。今後の審査にも注目が集まります。