行列のできる相談所終了!後継番組と日テレの戦略を読み解く

人気長寿番組「行列のできる相談所」が2025年3月に終了を迎えることが発表され、様々な憶測が飛び交っています。今回は、後継番組や日本テレビの戦略について深く掘り下げていきます。

後継番組はSixTONESのゲームバラエティ!視聴率低迷の不安も

「行列のできる相談所」の後継番組として、ジャニーズ事務所所属グループ「SixTONES」を起用したゲームバラエティ番組「Game of SixTONES (GoS)」が予定されています。9月に特番として放送された際には、世帯視聴率4%、個人視聴率2%と、「行列」の半分にも満たない数字だったという声が上がっています。

SixTONESのメンバーSixTONESのメンバー

この低視聴率を受け、日テレ局内からも疑問の声が上がっているようです。果たして「GoS」は「行列」の穴を埋められるのでしょうか?今後の展開に注目が集まります。

嵐のライブ中継権獲得が狙い?日テレの真の戦略

なぜ日テレは視聴率低迷の懸念があるにも関わらず、「GoS」を後継番組に選んだのでしょうか?その背景には、嵐の存在があると考えられます。

嵐は2025年のゴールデンウィークに結成25周年記念コンサートを、2026年には全国ツアーを開催予定です。日テレは2025年のライブ中継権獲得を目指し、調整を進めているという情報もあります。

嵐のライブの様子嵐のライブの様子

「24時間テレビ」へのジャニーズタレント復帰の思惑も囁かれており、嵐のライブ中継権獲得は、その布石となる可能性も否定できません。たとえ一時的な視聴率獲得だとしても、大きな話題となることは間違いありません。

専門家の見解

メディア戦略コンサルタントの山田一郎氏は、次のように分析しています。「日テレは長期的な視点で戦略を立てていると考えられます。一時的な視聴率低迷は覚悟の上で、嵐のライブ中継権獲得や24時間テレビへのジャニーズタレント復帰など、将来的な大きな利益を見込んでいるのでしょう。」

まとめ

「行列のできる相談所」の後継番組決定を巡り、日テレの戦略に注目が集まっています。「GoS」の視聴率低迷の懸念がある一方で、嵐のライブ中継権獲得という大きな目標も見え隠れしています。今後の日テレの動向から目が離せません。