公明・北側氏「文化庁が説明を」 あいちトリエンナーレへの補助金不交付


 公明党の北側一雄中央幹事会会長は3日の記者会見で、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」に約7800万円の補助金全額を交付しないと文化庁が決めたことについて、「なぜ出さないと決めたのか。そのいきさつをよく文化庁が説明すべきだ」と述べた。

 憲法が保障する表現の自由をめぐり、国会の憲法審査会で議論すべきかどうかについては、慎重に対応すべきだとの認識を示した。

 文化庁によると、愛知県は補助金交付申請の際、企画展「表現の不自由展・その後」の一部作品をめぐり事業が安全、円滑に運営できるかどうか懸念していたにもかかわらず申告しなかった。このため文化庁で適正な審査ができなかったとしている。



Source link