2022年6月29日、大分県別府市で起きた痛ましいひき逃げ事件。赤信号で停車中のバイクに軽乗用車が猛スピードで追突、大学生の尊い命が奪われました。ブレーキ痕がないことから、故意の犯行も疑われ、逃走した八田與一容疑者は全国に指名手配。3年が経った今もなお、その行方は闇の中です。今回は、関係者の証言や独自取材を基に、事件の真相に迫ります。
捜査は難航、遺族の悲痛な訴え
事件発生から3年。地元メディアでは報道が途絶え、情報も限られる中、遺族の悲しみは深まるばかり。「捜査に進展がない」「マスコミにも取り上げてもらえない」――父親の言葉には、無念さが滲んでいます。母親は「別府願う会」を立ち上げ、情報提供を呼びかけていますが、進展は見られません。
八田容疑者逃走時の映像
元交際相手の証言が明かす人物像
元交際相手の女性は、八田容疑者の意外な一面を語ります。潔癖症で、几帳面な性格だったというのです。一方で、西成区の路上生活者を撮影するYouTuberの動画に影響を受け、「不労所得で生活したい」と語っていたとも。ABEMA的ニュースショーが入手した動画では、生活保護を受けながら生活することを冗談めかして語る姿も確認されています。
八田容疑者と元交際相手の再現映像
幼少期のいじめ体験から、キレやすい性格だったという証言も。さらに、過去に逮捕歴があることも明らかになりました。これらの証言は、八田容疑者の複雑な内面を浮き彫りにしています。
逃亡生活の謎、そして事件の真相は
八田容疑者は、スマホや財布を持たずに裸足で逃走したとされています。小さな街で、なぜこれほど長期にわたって身を隠すことができたのか。警察の捜査は難航を極め、事件の真相は依然として謎に包まれています。犯罪心理学の専門家、山田教授（仮名）は、「逃亡生活を続けるには、外部からの支援や緻密な計画が必要」と指摘します。
事件から3年。遺族の悲願である真相解明、そして八田容疑者の逮捕は、いつ実現するのでしょうか。情報提供が事件解決の糸口となる可能性があります。少しでも心当たりのある方は、ためらわず警察に通報してください。
