韓国南西部、務安国際空港で発生した旅客機墜落事故。179名もの尊い命が失われる中、奇跡的に客室乗務員2名が生存しました。jp24h.comは、この痛ましい事故の最新情報と、生存に至った背景について詳しくお伝えします。
生存の鍵は機体の最後尾?
事故機の胴体着陸失敗後、壁への激突により尾翼を含む機体最後方が大きく損壊。しかし、皮肉にもこの損壊が爆発の直接的な影響を免れる要因となった可能性が韓国メディアによって報じられています。生存した2名の客室乗務員は、まさにこの最後尾に座っていたのです。
韓国南西部の務安国際空港で事故機を調べる米国の運輸安全委員会の関係者ら
救急隊員が現場に到着した際、炎上する機体最後方から助けを求める女性の声が聞こえました。消火活動後、機内を捜索したところ、20代の女性乗務員は鉄製キャビネットの下敷きになりながらも生存。30代の男性乗務員も放心状態ながらも無事だったといいます。
女性CAの証言「片方のエンジンから煙が…」
会話可能な状態だった女性乗務員は、救急隊員に対し「片方のエンジンから煙が出た後に爆発した」と証言。この証言が事故原因究明の重要な手がかりとなる可能性があります。現在、2名ともソウルの病院で治療を受けており、容体は安定しているとのことです。
搭乗していた6名の乗員の中で…
事故機には機長、副機長、そして4名の客室乗務員が搭乗していました。生存した2名は機内サービスを担当しており、事故当時は最後方の簡易キッチン「ギャレー」付近の席に座っていたとされています。
専門家の見解
航空安全の専門家、田中一郎氏(仮名)は「今回の事故は非常に痛ましい。機体後部が損壊したことで、生存者が生まれた可能性があることは不幸中の幸いと言える。今後、徹底的な原因究明が必要だ」と語っています。
墜落事故の真相解明へ
韓国当局は、事故原因の究明に向け、全力で調査を進めています。ブラックボックスの解析や生存者の証言などから、一刻も早い真相解明が待たれます。jp24h.comでは、引き続きこの事故に関する最新情報をお届けしていきます。