声優ファイルーズあいさん、PTSD発症で一部活動休止を発表

人気声優のファイルーズあいさんが、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症し、一部活動を休止することが発表されました。所属事務所の公式サイトおよびファイルーズさん自身のX(旧Twitter)で12月31日に公表されました。

ファイルーズあいさんからのメッセージと事務所の発表

所属事務所は公式サイトで、「ファイルーズあいさんがPTSDを発症したため、担当医師の指導のもと、回復を優先し、一部活動を制限させていただきます」と報告。関係者やファンへの謝罪とともに、理解を求めました。

ファイルーズさん自身もXで、数ヶ月前にPTSDを発症したことを告白。「ファンの皆様の期待に応えたい一心で努力してきましたが、今は治療に専念することが最善」と説明し、活動を制限することへの理解を求めました。

ファイルーズあいさんファイルーズあいさん

発症の原因はプライベートな事情であるとして、詮索や憶測は控えるよう呼びかけています。また、「大好きな作品、キャラクター、制作陣、そしてファンの皆様に心配と迷惑をかけて申し訳ない」と心境を吐露し、「また元気な姿で戻ってきたい」と復帰への意欲を示しました。

出演番組への影響と今後の活動

この発表を受け、現在出演中のABEMAの番組「声優と夜あそび」金曜日MCは、関智一さんと岡本信彦さんに変更。番組公式Xでも、ファイルーズさんの出演休止と岡本さんの代理MC就任が発表されました。

代表作と声優アワード受賞歴

ファイルーズあいさんは、『トロピカル~ジュ!プリキュア』のキュアサマー/夏海まなつ役、『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』の空条徐倫役、『ダンベル何キロ持てる?』の紗倉ひびき役、『チェンソーマン』のパワー役など、数々の人気アニメで主要キャラクターを演じる実力派声優。2020年には第14回声優アワードで新人女優賞を受賞しています。

ファイルーズあいさん ジャンフェスファイルーズあいさん ジャンフェス

心的外傷後ストレス障害(PTSD)とは

PTSDは、生命の危険を感じるような強い精神的ショックを受けた後に、その記憶がフラッシュバックのように蘇り、強い不安や恐怖を感じ続ける精神疾患です。厚生労働省によると、日本人の約1.3%が発症するといわれ、3ヶ月以内に自然回復する人も多い一方、1年以上症状が続くケースもあるとのこと。

専門家の見解 (架空)

精神科医の山田先生(仮名)は、「PTSDは決して特別な病気ではなく、誰にでも起こりうるものです。早期の診断と適切な治療が重要です」と述べています。また、「周囲の理解とサポートが回復への大きな力となります」と強調しています。

ファイルーズあいさんの一日も早い回復と、再び元気な姿で活躍されることを心より願っています。