M-1グランプリ2024の熱狂から数日。令和ロマンの二連覇という劇的な結末を迎えた今大会。jp24h.comは、決勝の舞台に立ったダイタクのお二人に独占インタビューを敢行! 緊迫のネタ選考の裏側、そして盟友ダンビラムーチョ大原優一さんとの固い友情にも迫ります。
最後の最後まで揺れ動いた3つのネタ
決勝直前、舞台袖での決断
M-1グランプリ2024、お疲れ様でした!決勝の舞台はいかがでしたか? 笑神籤で5番目という順番についてはどう思われましたか?
大: 実は、どの順番でも「次でもいいわ!」って感じだったんです。令和ロマンがトップバッターになった瞬間、順番の有利不利なんて吹き飛んでしまいました。
拓: 僕ら、ギリギリまで3つのネタで迷ってたんですよ。順番よりも、どのネタをやるかの方がずっと気になってました。
インタビュアー: どのタイミングでネタを決められたんですか?
拓: なんと、せり上がりに乗る直前です!「よし、あのネタでいこう!」って。
インタビュアー: せり上がり直前ですか!? それはまさに綱渡りですね。
大: もう、綱渡りどころじゃないですよ(笑)。
拓: 本当はもっと早く決めておくべきでした。でも、どうしても決めきれなくて…。
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芸人仲間へのSOS、そして大原さんの冷静なツッコミ
大: 焦りすぎて、芸人仲間のグループLINEに「どのネタがいいと思う?」って聞いちゃったんです。
ダンビラムーチョ・大原(以下・大原): あれにはドン引きしましたよ(笑)。「自分で決めろよ!」って感じです。ほら、証拠もあります!(スマホの画面を見せながら)午後6時26分ですよ、送信時間!
インタビュアー: 大原さんはなんと返信されたんですか?
大原: 「一番面白いネタをやってください」としか言いようがないじゃないですか。そんな重大な決断、僕に責任取れませんよ(笑)。
大: 確かにそうですね(笑)。
「ウケるネタ」vs「好きなネタ」:葛藤の末の選択
芸人の葛藤、そして「結果論」という名の現実
大: 芸人って、自分のネタを「ウケるネタ」「自分が好きなネタ」「良いネタ」って分類すると思うんです。僕らの場合、「ヒーローインタビュー」がウケるネタ、「二段ベッド」が好きなネタ、「ドッペルゲンガー」が良いネタという認識でした。
拓: あくまで僕らの中での評価ですけどね。
大: 結局、ウケるネタを選んだんですが、ステージ上で「やっぱり『二段ベッド』にすればよかったかな…」って思いながらやってました(笑)。
拓: ラストイヤーで、自分たちの力で決勝まで来られたとはいえ、応援してくれた皆さんの力も大きかったんです。だから、好きなネタをやってスベったら、「これを見せたかったんじゃない」って後悔しそうで…。でも、好きなネタをやっておけばよかったっていう後悔もあるし…。結局、どっちを選んでも後悔はしたでしょうね。
大: こんなこと言いたくないですけど、どのネタをやってても優勝は無理だったと思います。
拓: 僕もそう思います。
ダイタクと大原、揺るぎない友情の証
決勝の舞台裏での葛藤、そして大原さんとのやりとりからも、ダイタクのお二人の人間味あふれる魅力が垣間見えました。M-1という大きな舞台での経験を糧に、今後の更なる活躍を期待しています! jp24h.comでは、今後もダイタクのお二人を応援していきます!