(台北中央社)3日午後0時5分ごろ、北部・基隆市七堵区の台湾鉄路(台鉄)七堵操車場で日本製の新型電気機関車、E500型が脱線し、ポイントや関連装置が壊れた。乗客はおらず、けが人はいなかった。
台鉄によると、特急、自強号の客車の後部に連結されていた機関車が、ポイント通過時に脱線した。原因については現在調査中だという。
E500型は昨年9月に営業運転を開始した新型機関車で、主に客車を使用した自強号や急行、莒光号をけん引する。
台鉄では、昨年12月19日午前、南部・屏東県の潮州車両基地でEMU3000型電車が車止めに衝突し、先頭車両が損傷。同日午後には東部・花蓮県の花蓮機関区でEMU900型電車が車止めに衝突して脱線し、車体が損傷するなどトラブルが相次いでいる。
(汪淑芬/編集:齊藤啓介)