2025年最初の天体ショー、しぶんぎ座流星群がやってきました!三大流星群の一つとして知られるこの流星群、今年は月明かりの影響が少なく、絶好の観測条件となっています。この記事では、しぶんぎ座流星群の見頃や観測のポイント、そして知られざる「しぶんぎ座」の秘密まで、詳しく解説します。
しぶんぎ座流星群とは?いつ見られる?
しぶんぎ座流星群は、毎年1月上旬に活動のピークを迎える流星群です。今年は1月4日午前5時頃に極大期を迎えると予想されていますが、国立天文台によると、極大期の前後1日程度も多くの流れ星を観測できるチャンスがあるとのこと。まさに今が見頃です!
2025年のしぶんぎ座流星群の放射点の位置
2025年は好条件!月明かりなしで観測可能
今年は1月1日が新月だったため、月明かりの影響がほとんどありません。暗い夜空に輝く流れ星を、より鮮明に観測できる絶好のチャンスです!街明かりの少ない場所を選んで、美しい流星雨を堪能しましょう。
しぶんぎ座流星群の観測ポイント
いつ、どこを見る?
観測に適しているのは、放射点が上がってくる未明から明け方にかけての時間帯。流れ星が目立って見え始めるのは午前2時頃からです。北東の空を中心に、空全体を見渡すように観察するのがおすすめです。
放射点の見つけ方
北東の空に輝く北斗七星を目印に、その近くに放射点があります。星座アプリや星座早見盤を使うと、より簡単に見つけることができます。もちろん、北斗七星や放射点の位置が分からなくても大丈夫。空全体を広く見渡していれば、きっと流れ星を見つけることができるでしょう。
しぶんぎ座流星群の観測方法
幻の星座「しぶんぎ座」の秘密
実は、「しぶんぎ座」という星座は、現在では存在しません。かつてフランスの天文学者によって作られた星座でしたが、1920年代に国際天文学連合(IAU)が88の星座を選定した際に、残念ながら選から漏れてしまったのです。しかし、流星群の放射点がかつての「しぶんぎ座」があった方向にあることから、今でも「しぶんぎ座流星群」という名前が使われています。
まとめ:冬の夜空を彩る流星群を見逃すな!
1月4日前後、冬の澄んだ夜空に輝くしぶんぎ座流星群。今年は月明かりの影響もなく、まさに最高の観測条件です。暖かい服装で、じっくりと夜空を見上げてみてはいかがでしょうか? きっと素敵な天体ショーを体験できるはずです。