子育て、それは人生における一大イベント。特に初めての子育ては、期待と不安が入り混じる、まるで冒険のような体験ですよね。誰もが「自分は素晴らしい親になれる」と夢見て、”イクメン”、”イクママ”を目指し、愛情たっぷりに育てようと心に誓うものです。組織開発のプロとして20年以上、2万人以上のビジネスリーダーの育成に携わってきた私も、まさにその一人でした。部下育成の実績から、自信満々に子育てに臨んだ私ですが…現実は甘くなかったのです。
イクメンの自信が打ち砕かれた瞬間
8歳になる息子が生まれた当時、私は「愛情さえあれば大丈夫」と信じて疑いませんでした。小さな我が子の笑顔、仕草の一つ一つに感動し、まるで魔法にかかったように幸せな日々を送っていました。写真や動画を撮りまくり、夫婦で共有アプリのスライドショーに見入る…まさに理想の”イク活”。新生児特有の匂いさえも愛おしく感じていました。(さすがに、うんちの匂いは別でしたが…笑)
赤ちゃんの笑顔
しかし、生後1歳半頃まで、息子は私にとって「謎の生命体」でした。何を考えているのか、なぜ泣いているのか、全く理解できない。育児書を読み漁り、先輩パパママに相談するも、解決策は見つからず、焦りと不安が募るばかりでした。まるで、異文化コミュニケーションの壁にぶち当たったかのようでした。
専門家の声:子育ては”育成”ではない
育児コンサルタントの山田花子さん(仮名)は、「子育ては部下育成とは全く異なる」と指摘します。「部下育成は目標達成を目的とする一方、子育ては子どもの健やかな成長をサポートすること。親の価値観を押し付けるのではなく、子どもの個性を尊重することが大切です。」まさに、私の陥っていた落とし穴でした。私は、無意識のうちに息子を”育成”しようとしていたのです。
子育ては”トライ&エラー”の連続
子育てに近道はありません。試行錯誤を繰り返しながら、子どもと共に成長していくしかありません。私自身、数え切れないほどの失敗を経験しました。しかし、その度に反省し、改善することで、少しずつ親としての自覚が芽生えてきました。
経験から学んだ子育てのヒント
- 子どもの気持ちに寄り添う:言葉が話せない時期こそ、表情や仕草から気持ちを読み取ろうと努力することが大切です。
- 夫婦で協力する:子育ては一人でするものではありません。パートナーと役割分担し、お互いを支え合うことが重要です。
- 周囲のサポートを活用する:家族や友人、地域の子育て支援サービスなど、頼れるものは積極的に活用しましょう。
子育てを楽しもう!
子育ては大変なことも多いですが、それ以上に喜びや感動に満ち溢れています。完璧な親を目指すのではなく、子どもと共に成長していく過程を楽しみましょう。この記事が、子育てに奮闘するパパママの少しでもお役に立てれば幸いです。
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