【退職代行】9連休明けに過去最高記録更新!仕事始めを機に退職を決意した人々の本音とは?

仕事始めとなる1月6日、退職代行サービス「モームリ」に寄せられた依頼件数が過去最高を記録しました。9連休明けの仕事再開に、想像以上の苦痛を感じた人々が続出したようです。一体何が起きているのでしょうか?この記事では、退職代行サービス急増の背景と、利用者たちのリアルな声に迫ります。

9連休明け、退職希望者が殺到!

「モームリ」によると、1月6日の退職代行依頼件数はなんと256件。これまでの最高記録である180件を大幅に上回る結果となりました。内訳は正社員202名、パート・アルバイト24名、契約社員18名、派遣社員11名、雇用形態不明1名となっています。

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なぜ9連休明けに?退職を決意した人々の理由とは

退職を決意した人々の理由は実に様々です。「職場で倒れて点滴を打った後も働かされた」「悪口の標的にされ、辞めると言うと『他で働けなくさせる』と脅された」「上司の仕返しが怖く、近所に住んでいるため退職を言い出せない」「怪我の隠蔽を指示された」「精神的に辛くても相談できなかった」など、深刻な状況が浮き彫りになっています。

これらの声からは、職場環境の悪化や人間関係のトラブル、パワハラ・モラハラといった問題が、退職の大きな要因となっていることが伺えます。9連休という長期休暇は、こうした問題と向き合い、自分の人生を見つめ直すきっかけになったのかもしれません。

過去の記録更新は7月!その背景とは?

実は、1日あたりの退職代行依頼件数の過去最高記録は、昨年7月1日の180件でした。大型連休明けではない時期に、なぜこれほど多くの依頼が集中したのでしょうか?

株式会社アルバトロスの担当者によると、昨年4月頃からメディアに取り上げられる機会が増えたことが、7月の記録更新に繋がったと考えられるとのこと。また、新卒入社後のミスマッチによる早期退職も影響している可能性があるとしています。

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専門家の見解

人事コンサルタントの山田花子さん(仮名)は、「9連休明けの退職希望者急増は、職場環境の問題点や、働き方に対する意識の変化を反映している」と指摘します。「休暇中に自分の人生やキャリアについてじっくり考える時間を持つことで、現状に疑問を抱き、より良い環境を求めて転職を決意する人が増えているのではないか」とのことです。

まとめ

9連休明けの退職代行サービス利用者急増は、現代社会における労働環境の課題を浮き彫りにしています。企業は、従業員のメンタルヘルスや職場環境の改善に積極的に取り組む必要があるでしょう。 また、個人としても、自身のキャリアプランや働き方について見つめ直す機会を持つことが重要と言えるでしょう。