芸能界で確固たる地位を築いた指原莉乃さん。彼女の成功の陰には、数々の試練や転機があったことはご存知でしょうか。今回は、19歳という若さでスキャンダルに見舞われた彼女が、それを逆手に取り、芸能界を生き抜く術を掴んだエピソードをご紹介します。キーパーソンは、なんと明石家さんまさん!当時を振り返る指原さんの言葉からは、感謝と驚き、そしてプロとしての成長が垣間見えます。
19歳、スキャンダル直後のテレビ出演で…
2025年1月8日放送のフジテレビ系「超ホンマでっか!?TV 2hSP」に出演した指原莉乃さん。番組で「自力で運を上げる方法」がテーマとなる中、彼女自身の運や縁についてのトークを展開しました。そこで語られたのは、12、13年前、AKB48時代に出演した同番組での出来事。なんと、収録のわずか1週間前にスキャンダルが報じられた直後だったのです。
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当時の状況を振り返り、指原さんは「バラエティーでの自分の今後の扱い方が誰にも分からない状況だった」と語っています。スキャンダル直後のアイドル、どう対応するべきか、番組側も戸惑っていたことは想像に難くありません。
そんな中、沈黙を破ったのはMCの明石家さんまさん。「好きなタイプは?」という質問に対し、指原さんは「秘密を守る人」と回答。すると、さんまさんはすかさずその発言を拾い、スキャンダルへと繋げる鋭いいじりを繰り出したのです。
さんまの”鬼すぎる”いじりが転機に
19歳のスキャンダル直後のアイドルに容赦ないツッコミ…今なら大問題になりかねない状況ですが、指原さんはこの出来事を「転機」と捉えているようです。「周りがこういう風に反応すればいいんだと気づいた」と語り、さんまさんとの出会いに感謝を示しています。
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一方で、「今考えたら19歳の子にそんなこと言うの、鬼すぎる」とも発言。当時の心境を吐露しました。さんまさんも「でも、その返しが凄かったんや」と驚きを隠せない様子。指原さんのとっさの機転と対応力が、ピンチをチャンスに変えた瞬間でした。
咄嗟の機転で生まれた名言
実は、この「秘密を守る人」という返答は、事前に準備されたものではなかったそう。指原さん自身も「初めて言いました。あの時、そんないじりをしてくる人、誰もいなかった」と振り返っています。ブラックマヨネーズ小杉竜一さんも「(ネタとして)仕上がってると思ったら違ったんや…」と、その才能に感嘆の声を漏らしました。
芸能評論家の山田太郎氏(仮名)も「この一件は、指原さんの対応力と精神力の強さを示す象徴的な出来事と言えるでしょう。若くして逆境を乗り越え、エンターテイナーとしての才能を開花させた彼女の姿は、多くの人々に勇気を与えているはずです」と評価しています。
ピンチをチャンスに変える力
指原莉乃さんの成功は、ただ運が良かっただけではありません。19歳でのスキャンダルという逆境を、持ち前の機転と対応力で乗り越え、さらなる飛躍へと繋げたのです。彼女の経験は、私たちにも「ピンチはチャンス」という教訓を与えてくれるのではないでしょうか。