家庭で作る本格中華!プロ直伝、絶品炒飯の作り方

炒飯は、家庭で手軽に作れる中華料理の代表格。しかし、お店で食べるようなパラパラで風味豊かな炒飯を作るのは意外と難しいものです。この記事では、料理研究家の東山広樹氏が長年かけて辿り着いた「基本の卵炒飯」のレシピと、海老や漬物を使ったアレンジ炒飯のコツをご紹介します。ご家庭でも本格中華の味を再現してみませんか?

炒飯作り成功のカギはラードとうま味調味料!

家庭で町中華の味を再現する秘訣は、ラードと旨味調味料を使うことです。ラードはコク深く、旨味調味料は奥行きのある味わいを生み出します。ご飯は炊き立てを使い、フライパンはフッ素樹脂加工のものがおすすめです。

alt=中華鍋で炒飯を炒める様子alt=中華鍋で炒飯を炒める様子

ぷりぷり食感がたまらない!海老炒飯

安価なむき海老でも、一手間加えるだけで絶品海老炒飯が作れます。ポイントは、海老を多めのラードでサッと油通しし、一旦取り出すこと。卵やご飯を炒めた後、仕上げに戻し入れることで、プリッとした食感を保てます。火を通しすぎないのがコツです。

発酵の旨味が凝縮!漬物炒飯

中国では、漬物を調味料のように使うことが一般的です。漬物とひき肉の組み合わせは、それだけでしっかりとした味付けになるので、醤油などは不要。漬物の水分を飛ばしながら香ばしく炒め、ひき肉、卵、ご飯を加えてさらに炒めれば完成です。

漬物炒飯の作り方

  1. 漬物を細かく刻み、フライパンで水分を飛ばしながら炒めます。
  2. ひき肉を加えて炒め、火が通ったら卵を加えて炒めます。
  3. ご飯を加えて全体を炒め合わせ、塩胡椒で味を調えます。

漬物炒飯は、意外な組み合わせながらもご飯が進む逸品です。 食感のアクセントにもなり、ご飯がすすみます。使用する漬物によって風味も変わるので、色々な漬物で試してみるのも楽しいでしょう。例えば、ザーサイ、高菜、キムチなど、お好みの漬物でアレンジしてみてください。

炒飯レシピのバリエーションは無限大!

東山広樹氏の著書『マニアック家中華』には、今回ご紹介した以外にも、様々なこだわりの家中華レシピが掲載されています。ぜひ、本書を参考に、ご家庭で本格中華の味を楽しんでみてください。

プロのワンポイントアドバイス (架空の料理研究家 山田 一郎氏)

「炒飯を作る際、ご飯は冷ご飯を使うのが一般的ですが、炊き立てのご飯を使うことで、よりパラパラとした仕上がりになります。また、卵はご飯と別々に炒め、最後に混ぜ合わせることで、卵のふんわりとした食感とご飯のパラパラ感を両立させることができます。」

この記事で紹介したレシピを参考に、ぜひご家庭で美味しい炒飯を作ってみてください。 自分好みのアレンジを加えて、オリジナルの炒飯を開発するのも楽しいでしょう。