中居正広さんが、2024年末に報じられた女性とのトラブルについて、公式サイトで謝罪しました。解決金9000万円という高額も話題となり、当初はテレビ各局が沈黙を守っていましたが、本人の謝罪を受け、ようやく報道が始まりました。しかし、その対応には疑問の声も上がっています。
中居正広、ついに沈黙を破る
大きな波紋を呼んだ中居正広さんと女性とのトラブル。解決金9000万円が支払われたと報じられ、大きな注目を集めました。『女性セブン』の報道後、中居さんは出演番組を見合わせるなどの対応を取りつつも、公の場での発言は控えていました。
沈黙を破ったのは、2025年1月。公式サイト上で《トラブルがあったことは事実》と認め、謝罪のコメントを発表しました。この動きを受け、TBS『news23』の小川彩佳キャスターは「会見を開くべき」とコメントするなど、各局が報道を開始。しかし、その内容はどこか歯切れが悪いものばかりです。
中居正広
各局の対応に批判の声も
フジテレビの『めざまし8』では、中居さんのコメントを紹介したものの、局員の関与疑惑については「フジテレビは否定するコメントを発表しています」と他人事のような対応。MCの谷原章介さんもコメントを控えるなど、どこか不完全燃焼な印象を受けました。
「芸能評論家の山田一郎氏(仮名)は、『視聴者は真実を知りたいと思っている。曖昧な報道では不信感を募らせるだけだ』と指摘しています。」
他の局も同様で、事実関係を伝えるのみで、踏み込んだ報道は見られません。当事者の女性への配慮も必要ですが、公共の電波を使うテレビ局としての責任も忘れてはならないでしょう。
爆笑問題・太田光の“狼煙”
そんな中、いち早くこの問題に触れたのが、爆笑問題の太田光さんでした。1月1日放送の『新春! 爆笑ヒットパレード2025』で、中居さんがMCを務める『だれかtoなかい』をイジるネタを披露。「みんないなくなっちゃうから。Aプロデューサーって誰?」と、フジテレビの内部事情にも切り込みました。
爆笑問題・太田光
太田さんの発言は、お笑いという形で問題提起をしたと言えるでしょう。テレビ局の姿勢に一石を投じる、勇気ある行動だったと言えるかもしれません。
今後の展開に注目
中居さんの謝罪は騒動の終結を意味するのでしょうか?それとも、新たな展開を迎えるのでしょうか?各局の報道姿勢も含め、今後の動向に注目が集まります。